ローラー鍼やお灸を長く続けるために
雨が降ると体調が悪くなる我が家のシニアたち
今日は5月5日、暦の上では立夏。
そして、端午の節句でこどもの日です。
ゴールデンウィークも後半、初夏らしい爽やかな日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今年は春先に不順な天候が続き、先週までは夏日の翌日に雨が降って気温が10℃も下がったりと気圧・気温の乱高下があり、人も犬猫もシニアにはなかなか厳しい天候が続きました。
特に、我が家は人も犬猫も年寄りばかりなので、雨が降ると家族みんな体調が悪くなります。
雨が降ると体が重だるくなる
雨の日は、湿気と寒さで体がなんとなく重だるくなります。
東洋医学的にいうと「湿邪」と「寒邪」ですね。
我が家の犬は今年15歳、肺癌という持病があり、変形性関節症と股関節の異常で足腰も弱くなってきています。
普段は持病があるとは思えない食欲で、散歩も元気に歩くのですが、雨が降ると起き上がるのも辛そうで、散歩もちょっと出ただけですぐに帰ってきてしまいます。
そして、こんな日は食欲もなく、普段なら絶対に残さないドライフードを少し残したり、若いときには胃腸が丈夫なのが自慢だったのですが、最近は天気が悪いとお腹もゆるくなりがちです。
冷えにはとにかく温めが有効
最近、日々年を感じる私ですが、この時期はお風呂のありがたみを実感しています。
お風呂にゆっくり浸かると、全身が温まり、気持ちもリラックスするので、胃腸の調子が悪いときにも効果があります。
いつもペット鍼灸入門編でもお伝えしているのですが、とにかく冷えは万病の元です。
人間なら必ずお風呂に入り、シャワーだけで済ませずにゆっくり湯船に入ること、これは必須です。
犬猫の場合はお風呂に入れませんので、お灸がいいですね!
上の画像は冬に撮ったものですが、うちの犬にお灸をしているところです。
シニアになると腰の冷えはほんとうに辛そうです。
こちらの画像は、ちょっと写りが悪いですが春先に我が家の犬に温灸ローラーでお灸をしているところです。
温灸ローラーは小回りが利くので、このように足三里のツボなどにもお灸ができます。
ここのところの急激な冷えで雨の日は元気がなくなる我が家の犬ですが、朝散歩から帰ってからと寝る前にお灸をじっくりして温めてやると、次の日の足取りがなんとなく軽くなったように見えます。
以前にもご紹介したかもしれませんが、頚椎ヘルニアで往診に行った先のワンちゃんにお灸している動画です。
首が痛くて動けなかったワンちゃんですが、腰を温めるだけでも首まで緩みますので、首が痛くて上がらない子にもお灸をしてあげてみてくださいね。
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