薪ストーブの煙突工事はコスト重視? 安全優先?

金子稔

金子稔

テーマ:煙突の話

煙突の施工を誰が行うか?

人が変われば施工も変わります。

コスト重視なのか?

安全優先なのか?

結果責任はユーザさまにあります。

何度も申し上げますが素人施工は危険です。

そして美しくない。

写真は壁貫通部分も、全てがシングル管で施工されている煙突内部です。

横引きの部分の奥・・突き当りがヒダ付きの90度エルボ管で垂直に立ちあがっているのですが、

シングル煙突横引き

エルボ管のヒダが完全に隠れてしまうほど、ススが堆積しています。

このような状況では、薪ストーブは機能しません。

煙突工事セルフビルド

また、ストーブの口元の煙突が外に付いていますね。

セオリーでは煙突はストーブ口元の中に入りこみます。

※下側にテーパーがかかった筒を製作して設置した苦労の後が垣間見れます。

コスト重視のはずが、後々追加コストの発生となります。

たかが煙突工事、されど煙突工事なのです。

http://woodstovemeister.com

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金子稔
専門家

金子稔(建築家)

エンフリー

薪ストーブ、ペレットストーブ専門の住宅コンサルタントとして、新築住宅の間取り設計段階から丁寧なアフターフォローまで、快適なストーブライフを送るためにさまざまなアドバイスをさせていただいております。

金子稔プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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