自分の中にある良くなろうとする力
こんにちは、今日は少しカウンセリングのお話をしたいと思います。
今回は「嘘がすぐ出てしまう」というお話です。
私は対面カウンセリング以外、電話でもカウンセリングをさせていただいていますが、このようなことで悩んでいる方のご相談は意外にあります。
嘘をつくのは、「自分を大きく見せたい」「怒られるのが嫌」など様々ですが、たいてい自分の素直な気持ちが言えなくて人から嫌われたくないという思いの強い方に多い傾向にあります。
その場合カウンセリングでは、どんな時に嘘をつくのかをお聞きします。
まずは自分がどんな場面で嘘をつくのかを確認、意識していただきます。
そして、嘘をついた後どういう結果になるかの確認です。
だいたい嘘の後は、その嘘がばれたり、嘘のために不都合なことが起きているので、嘘が良い結果にならないことをちゃんと認識できるようにお話をお聴きします。
嘘をつくのは癖になっているので焦らず向き合ってもらいます。
それから、自分の素直な気持ちを伝える練習もしてもらいます。
素直な気持ちを伝えることで、嘘をつかなくても人とのつながりができてくる経験を積んでもらうと嘘をつく必要がなくなります。
カウンセラーは、カウンセリングをしながら、その人の気づいていない変化やできてることを話の中で相手が気づけるように話を進めていきます。
大切なのは「自分は駄目だ」「変われない」とあきらめるのではなく、「変わりたい」という気持ちを大切に持ち続けることです。
もし、人から嫌われるのが嫌で、とっさに嘘が出てしまう方は今のようなことを意識してみてください。。
一人でやる場合はノートに書くのも効果的です。
・嘘をついた出来事→結果・・・今の気持ち
と言うように一つ一つ冷静に客観的に見られるようにノートに書いてみてください。