「普通」を超える生き方――自分らしさで幸せを創る方法
こんにちは、今日は自殺のサインの見分け方についてお話をしたいと思います。
先日テレビを見ていたら、まだ16歳のかわいい子が自殺をしたことを取り上げていました。私自身も子を持つ親として心の痛いニュースです。きっと、いつまでたっても娘のいない毎日を受け入れることは難しいことだと思います。
結構前になりますが、子供たちが幼稚園に通っている時期に肉腫を患い、子供と同じくらいの子が癌研病院にいるのを見て「自分で良かった」と心から思ったのを覚えています。子供を亡くすことは何よりも耐えられません。
そこで参考までに以前コラムで書いた自殺のサインの見分け方をもう一度お伝えしたいと思います。
・いつもと違う行動が増える(口数が極端に減る。毎日疲れて元気がない)
・周りへの関心が無くなる(新聞やテレビを見なくなる)
・食事がおいしくない。食欲が減る
・不眠や過眠が続く
・一人でいる事が増える
・部屋に引きこもり、家族と顔を合わせなくなる。
・イライラしたり落ち着かなくなったり、怒りっぽくなる。
・暗い内容の会話ばかりになる。
・「死にたい」「自分はいない方がいい」などと自殺をほのめかす言動が増える。
(落ち込んでいたのが急に回復したように見える時は危険です)
・「迷惑ばかりかける」「申し訳ない」などと必要以上に言う
・身辺整理をする(大事なものを人に渡す。写真を処分するなど)。
・生真面目な人が無断欠勤する。。
・医師から処方された抗うつ剤や睡眠導入薬を溜め込む。
・軽いけがや事故を繰り返す。
周りの人ができること
・話を聴く。
死にたいと思う人は「誰からも愛されてない」と感じている場合が多いので、話を親身になって聴いてもらう事で理解されたと感じ、救われることもあります(その際「教えよう」とか「救わなくちゃ」と思って話すより、気持ちをゆっくり聞いてあげることが大切です)
・落ち込んで疲れている人に「張れ」は言わない。
本人は十分頑張っています。これ以上頑張ることは出来ません。 大切なのは、苦しみ、悲しみを分け合う気持ちです。「辛いね」「たいへんだね」という声掛けにしましょう。
・専門家などの手を早めに借りましょう。
・体が疲れすぎると心も疲れてしまいます。疲れすぎたと思ったら休むように言いましょう。
死にたいと思う人は孤独を感じている事が多く(これは思い込みも含みます)、自分が死んだらどれだけの影響があるのかを考えられなくなっています。
「あなたが死んだら私は悲しい」とちゃんと伝えてあげてください。ほんの少しの心配りで思いと
どまる事もあります。それに先の約束をすることも有効です。うつになる人は生真面目な人が多いので思いとどまる場合もあります。