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中島孝

住宅ローン滞納・競売の悩みを解決に導く不動産仲介者

中島孝(なかじまたかし) / 宅地建物取引士

ハウスパートナー株式会社

コラム

自己破産のベストタイミングはいつ? 「同時廃止」申請で安く、短期間に免責を受ける

2023年3月21日

テーマ:任意売却専門のノウハウを公開

コラムカテゴリ:住宅・建物

1.自己破産を検討している方へ

自己破産には 「同時廃止事件」 と 「管財事件」 の2通りがあります。

自己破産手続きを「同時廃止事件」として申請するのか… 「管財事件」として申請するのか… 費用(弁護士費用や裁判所予納金)や免責期間に大きな違いがあります。

2.「同時廃止事件」と「管財事件」の比較


【同時廃止事件】

弁護士費用 裁判所予納金免責まで期間
20万円~30万円約3万円 2~3ヶ月


【管財事件】

弁護士費用 裁判所予納金免責まで期間
30万円~50万円50万円~80万円10ヶ月~1年


3.自己破産の申請手続きをするベストタイミング

自己破産の申請手続きをするベストタイミングは、 「任意売却(不動産処分)の後」 です。
その理由は、「同時廃止事件」として申請が可能だからです。

4.【同時廃止事件手続きの流れ】

自己破産を検討したとき、気になるのが手続きのタイミングと流れではないでしょうか。
自己破産は申請のタイミングで、費用や免責までの期間に違いがありますので、把握しておいた方が良いでしょう。
【おすすめする、自己破産手続きの流れ】
①弁護士事務所にご相談・ご依頼   ⇒  
②債務(借金)の調査   ⇒ 
③弁護士と受任契約を締結(金融機関などから、督促通知や電話が止まります) ⇒
④任意売却で、所有不動産を売却処分  ⇒ 
⑤裁判所へ「同時廃止事件」として、自己破産申請  ⇒
⑥免責許可(完了)

*弁護士と連携することで、④不動産を売却処分するまで、⑤裁判所への申請手続き留保します
*不動産を所有している場合、「管財事件」として申請する可能性が高くなります。自営業者や会社経営者の方は、「管財事件」となります。

5. 約80%の弁護士事務所は「管財事件」として強引に申請

弁護士事務所の約80%以上が、「管財事件」として申請手続きをします。その理由は、「管財事件」の方が、多くの弁護士報酬が受領できるからです。     
*特に、テレビCMをしている弁護士事務所は、高額な費用請求をしますのでご注意下さい

6.提携先の弁護士事務所をご紹介します

弁護士法人 グリーンリーフ法律事務所 
さいたま市大宮区桜木町1-11-20大宮JPビルディング14階  
℡048-649-4631 (アネックス会員)

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