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コラム
不適切コンサル 朝日新聞に掲載される
2018年5月13日
昨日の朝日新聞を読まれたでしょうか?
記事はこちら
https://www.asahi.com/articles/ASL5C3SLDL5CUTIL00J.html?iref=pc_extlink
工事費について、おやっ?思われた方もいらっしゃると思います。大規模修繕工事は回数を追うごとに高くなるのでは?って。
そうです。そのマンションの中で見れば物価スライドなど値上がりしていきます。
ただ、今はまだ古いマンションが少なく新しいマンションが多いので、3回目の大規模修繕工事を行なっている時期のマンションと、最近のマンションでは建物そのものが全く異なります。
3回目の大規模修繕工事を迎えるマンションの背景
築40年前後のマンションの顧問もさせていただいていますが(最長老は47期!)築40年以上のマンションが竣工した頃、管理組合や大規模修繕工事と言うものに意識がなく修繕積立金も積まないまま10年以上経過しているようなところも少なくありません。
当時は、管理組合と管理会社の距離も近く専門性が低く、話している間にどっちが客で、どっちが教わっているのかわからないようなシーンは日常茶飯事でした。
また、建物の仕様もタイル張りではなく、塗装でエントランスもオートロックもない簡素なものです。
これまでも、現在のようないろいろな工事をまとめて大規模修繕工事として発注していないケースも多く、防水工事と外壁工事だけで大規模修繕工事と呼んでいるところもあります。
ですので、修繕工事にお金がかからない建物であり、修繕範囲も広くなく、貯蓄も豊富ではないという背景から自ずと発注額は多くありません。つまり、部屋単価も下がるわけです。
それでも、20年前の防水工事と比べると倍(以上?)の金額だと理事の方はおっしゃいます。
つまり、この金額面は回を重ねるごとに安くなるということではありませんよ!
それと全国平均なのでしょうか?東京からみると安めの平均値です。東京の設計コンサルが入っている物件は、初回120万円/世帯くらいではないでしょうか。この数字は、当社のものに近いですね。
どのように思われましたか?
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