JIJICOに寄稿しました。今回のテーマはITセキュリティーとリテラシー
●前回は、Baseus製の4ポートPDをレビューしましたが、今回またメーカーから最新式のPDが送られてきました。ことのいきさつは前回のコラムを参照してください。Baseus社は精力的に日本市場開拓を試みるメーカーです。
●製品品質はこれまでのレビューでも明らかになったように、グローバルなテクニカルライセンス展開によって世界基準に達していて非常に高品位です。
●そんなPDメーカーから今回は最新式の電源タップ付き4ポートPD「Baseus PowerCombo CCGAN65-2ACJ」が届きましたので早速レビューをしてみたいと思います。
関連の前回コラム
Baseus製PD(GaN採用)最新4ポート用USB充電器で全ポート同時に充電してみた
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/5100847/
Baseus製、最新技術GaN採用の新型充電器とモバイルバッテリーをユーザー目線でレビューする
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/5096442/
●今回のPDは4ポート充電に加えて2系統の電源タップが装備されたPDです。充電器はもちろんGaN採用ですが、第3世代のGanⅢPro採用です。
Baseusの商品ページ
Baseus PD 充電器 65W 6-IN-1 1250W 電源タップ GaN III Pro(窒化ガリウム) 採用
Baseus PowerCombo CCGAN65-2ACJ
●しっかりとした頑丈な箱に入っています。
●梱包内容は本体とUSB-Cケーブル、取説です。付属のUSBケーブルは質感が高い
●本体には両サイドにそれぞれ3芯用タップが設けてあります。パソコンやモニターなどで2芯の変換プラグがない場合でも使用できるので、パソコン周りの電源用としてよく考えられています。
●電源プラグにはアース線が設けてありますので、ノイズ対策のためにもできるだけアースを取ったほうが良いでしょう。アースがないコンセントの場合はタップ差込口のアース側の大きさが変えてありますのでコンセント側の差し替えで機能すると思います。
●充電ポートは4か所。以前紹介したPDと基本的に同じ仕様ですがこちらは65W仕様ですので各ポートの電流配分が若干違います。
●BaseusのPDはメーカー側から各ポートの使用状況に応じたW数配分が公表されています。それを見ながら機器の充電仕様とマッチするポートで充電すると安定した高速な充電が可能です。
※メーカーサイトより
●仕様の表記もしっかりと表示されていて、PSE対応にも問題ありません。
●大きさはスマホと比べてわかるように非常に小型です。電源線がかなりの太さがあり、かさばる傾向ですが安全性を考えればかえって安心材料になります。コード自体は太くてもしなやかで扱いやすいのでそう問題になる程度ではありません。
●早速、ACアダプタ式のタブレットを充電しながらスマホを高速充電してみました。通電するとインジケータランプが点灯します。
●結果は、バッテリー容量が16%残量の10W充電対応スマホを約1時間で充電が完了しました。かなりの速さで高速充電できました。本体の発熱も多くありません。
●パソコン周りの配線が気になる方や、整理してすっきりしたい方には充電器と電源タップ両方が備わって省スペースが実現できるこのPDはお勧めです。