Windows10導入の最終判断と決断を決定付ける各種情報
WIndows7、8、8.1から無料アップグレード可能
●年末登場という情報だったWindows10。前倒しで今夏に登場することになるそうです。Microsoftは、現在使っている7以上のOSから1年間に限り無料アップグレードできることをアナウンスしています。システム要件もWindows7と大差が無く、移行に関しては特段、障壁となるものは見当たりません。
●Microsoftは、Windows8の失敗でMacやAndroid、Linuxなど競合各者に大攻勢をかけられていて、ノキアの携帯電話事業買収をはじめ、今回のWindows10無料化で起死回生の巻き返しを狙っているようです。
●早速、Windows 10 Technical Previewを試してみました。Windows7上のVMware Playerで動作させて見ました。インターフェースはWindows7とWindows8を合わせた様な感じですが、スタートメニューが復活したとはいうもののその中は完全に8の様相で、お世辞にも使いやすく改善されているというまでには至っていない模様。
●しかし、いきなりタイルのスタートメニューで画面がいっぱいになるのは回避できている点で改善したと感じることはできます。このあたりは慣れが必要のようです。
※Windows7上のVMware Playerに導入してみました。
(Windows 10 Technical Preview)
Microsoftに座布団3枚
●Windows 10 Technical Previewのダウンロードは以下からできます。
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/preview-iso
このページからWindows Insider Programのページを開くと面白いことが書いてありました。
https://insider.windows.com/
「ただし、ISO がヨガのポーズか何かだと思っているお客様には、
このプログラムは向いていない可能性があります。」
●これはユーザーへ向けた言葉としてはちょっとまずいような気がしますが、事情通の立場からの評価は「Microsoftに座布団3枚!」といっても良いくらいのユーモアセンスだと思います。
●ユーザーに四苦八苦させられているMicrosoftの苦悩はよほど深いのでしょうか、これには思わず苦笑いです。その苦悩は以前コラムでもご紹介しました。
http://mbp-japan.com/fukuoka/pc-pro/column/5454/
●さて、Windows10で巻き返しはなるのかどうか?私は、ユーザー目線回帰の今回の動向はかなり好感が持てると思いますので、成果は大きいと思います。Windows10への移行はいまのところ視野に入れておかれてもいいと思います。
「Windows Vista、 7、8導入について」
九州インターワークス
http://www.kumin.ne.jp/kiw/vista.htm