ビジネス用インクジェット複合機の進化で、小規模事業所に大幅経費削減の大変革が!
今のスマホ、タブレット普及はLEDの恩恵があるからこそ
●LEDといえば中村教授のノーベル賞受賞でメディアをはじめ日本中がその話題で当時賑わっていました。そのLED技術ほど汎用技術として一般の生活に影響を与えたものはないと思いますから受賞にふさわしいと思います。また多くの人々がその恩恵に与(あづか)っています。
●IT関連はその中でも最も影響を受けている分野だと言えるでしょう。
●パソコン、スマホ、タブレットが現在のように小型化し長時間稼働できるようになった一つの要因として液晶ディスプレーのLED化が挙げられます。それまでは小型の特殊な蛍光灯(例陰極管)がバックライトとして使用されていたのですが、消費電力が大きく、劣化が早いなど長時間稼働にとっては足枷でした。
●しかし、青色発光ダイオードの登場から白色ダイオードが出来、それによってバックライトとして利用できるようになったことで消費電力は飛躍的に少なくなり、寿命も延びました。
●もちろん、プロセッサやバッテリーの技術も向上しましたが、やはりディスプレーのLED化をなくしては今のスマホ・タブレットは語れません。
●デスクトップPCやラップトップPCでも液晶ディスプレーのLED化で低消費電力となり、また明るく低発熱、長寿命となってIT端末環境がかなり改善されたことは確かです。
●以前の寿命の短い冷陰極管を採用していたノートPCは、蛍光管やインバータの故障でバックライト切れが早く画面が真っ暗になってしまう故障が大変多くパソコンそのものの寿命にもなっていました。しかし現在のパソコンではLED化されているためそのような症状による故障はほとんどありません。
●サポートの現場でも、以前はパソコン内部など暗い場所で故障個所を特定するのに古いマグライトを使用していました。マグライトの光源はフィラメント電球ですので明るさと色温度が低すぎて視認性がいまひとつ良くなく、電池が消耗しているとなおさら暗くなりました。
●最近ではLED球のライトに変えたので明るさと色温度が上がったことで視認性が良くなり電池の持ちも良く作業もはかどるようになりました。
●人の役に立つ仕事というものが如何に人に貢献できるかということが良くわかるLEDの普及には、技術者の端くれとして奮起を促される思いがあります。