「吉野作造」講義ノート:民本主義

高塚哲治

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テーマ:一休み

 「大正時代」に入ると、「大正デモクラシー」と呼ばれる「民主主義」運動が活発になり始めた時代で、「吉野作造」が唱えた「民本主義」は、「大正デモクラシー」を支えた理論でした。
 「吉野作造」は、2つの視点から「主権」というものについて考えています。
 当時は、「大日本帝国憲法」によって「天皇」主権が定められていたので、主権は「天皇」にあるという見方でした。しかし、主権は「天皇」にあっても、目的は「国民」の幸福のためではないのかとする「吉野作造」の考え方が「民本主義」です。
 「民主主義」と言ってしまうと、「天皇」の持つ主権を廃止しなければならないのではないかと過激に取られてしまう可能性があったことから、「民本主義」という言葉を使ったと言われます。








(讀賣新聞16.01.07抜粋)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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