「美肌県」ランキング

　日本で一番美しい肌を持つ“美肌県”が「島根県」に決定したと「ポーラ」が発表しました。全国47都道府県で1年間集計した女性の肌データを分析した結果だそうです。
　1位の「島根県」に続き、2位に「石川県」、3位に「高知県」、4位に「富山県」、5位に「山形県」と続いています。「東京都」は7位に、「大阪府」は24位、そして最下位が「群馬県」ということです。
全体的に今年の美肌は「山陰地方」と「北陸地方」が優勢のようで、その原因として《2012年秋に北海道から東北、北陸地方は例年に比べて気温が高く、夏から秋にかけての冷え込みが緩やかだった》ことをあげています。
　例年なら秋になって乾燥が進むところ、昨年の秋は肌のうるおいが保たれやすかったのではないかといいます。また、「四国」勢が上位にランクインしたことも、《年間を通じて温暖で、空気中の水分量が高い傾向にあったこと》を理由にあげています。
　また、47都道府県別に全6部門（ 「角層細胞が整っている」「シワができにくい」「シミができにくい」「ニキビができにくい」 「肌がうるおっている」「キメが整っている」）の肌データを独自の解析により得点化した各部門別の順位も発表されています。
　今回、「美肌県」のグランプリに輝いた「島根県」は「肌がうるおっている」「キメが整っている」部門で3位にランクインしています。これは、「水蒸気密度」が全国9位と高く、「日照時間」が全国11位と短いため、さらに「喫煙率」が全国で最も低かったことが美肌の要因と推測されています。
　「角層細胞が整っている県」「シワができにくい県」「ニキビができにくい県」「肌がうるおっている県」の1位はともに「高知県」でしたがグランプリは逃しています。尚、「シミができにくい県」と「キメが整っている県」1位は「秋田県」だそうです。








《讀賣新聞13.11.12》

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