【フランケンワイン】ドイツ「ヴュルツブルク」
家庭で故障した「電化製品」や、ほころんだ「服」などを、専門知識を持つ住民有志か修繕するボランティア活動か欧米で広がっているといいます。
活動は、2009年にオランダ「アムステルダム」で元女性ジャーナリストが始め、その名も「リペアー(修理)・カフェ」というそうです。
環境意識に加え、近年の経済悪化に伴う節約志向が高まるなか、「英」「独」「仏」「米」や「ベルギー」などで急拡大し、各地に「支部」が設立されました。
「ブリュッセル」で今月13日に聞かれた「カフェ」には、地元住民約60組か故障した「掃除機」や「パソコン」、ほつれた「服」などを持ち込んだといいます。
修繕を担うのは、「電子機器メーカー」で勤務経験があったり、裁縫が得意だったりする近所の住民たちで、そのアドバイスを受けながら、依頼主も修繕作業に加わるのが基本だそうです。
かつては地域や家庭で受け継がれていた「生活の知恵」を共有する場ともなり、修繕に成功する確率は、「電子機器」の場合で50%超といい、部品代を除いて原則、無料です。
(讀賣新聞:13.10.28)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所