【フランケンワイン】ドイツ「ヴュルツブルク」
「ローマ」北部に、恋人たちが結ばれることを願い「南京錠」をかける「永遠の愛の橋」があるそうです。
地元当局は昨秋、「古代ローマ」に由来するこの橋を保護するために「錠」の撤去に踏み切ったものの、「錠」をかける若者は後を絶たないとのこと。
「橋」は、イタリアで3番目の長さを誇る「テベレ川」に架かる「ミルビオ橋」です。初代は紀元前2世紀に建造され、取り壊しや崩壊、再建、修復を経て現在に至っています。
2007年に「イタリア」で公開された恋愛映画で、一躍有名になったもので、映画に登場する恋人たちが「橋」の「街灯」に「錠」をかけて「鍵」を川に捨てる「儀式」が大流行したそうです。
「イタリア」国内だけでなく、「スペイン」「ドイツ」「フランス」などからも観光客が訪れる名所となり、「街灯」が大量の錠の重みで倒れる騒ぎが起きたとのこと。
地元当局は「街灯」を立て直すとともに、「街灯」に代わって「錠」をかける鎖を設置しましたが、今度は「錠」から出るサビや、「橋」への落書きが問題になり、昨年9月にこれを撤去したようです。
回収された大量の「錠」は、一度は「愛の証し」として博物館で展示する計画も浮上しましたが、「街灯」への「錠」がまた目立ち始め、地元当局は、錠との「決別」を決定し、金物業者に売却するとともに、「ミルビオ橋」で婚姻届を受理することを「代替」案として検討している模様です。
(讀賣新聞:13.08.23)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所