「双頭レール」:【摂津富田駅】

高塚哲治

高塚哲治

テーマ:一休み

 JR【摂津富田駅】の上屋根の支柱には、日本の鉄道開業当初に多く用いられた「双頭レール」が再利用されています。
 「双頭レール」は、上下左右対称のI字型のもので、摩耗すると逆さまにして利用できるよう考えられています。取り付け方法は、チェアとよばれる締結装置に木製クサビで固定し、ねじや釘を使って締結します。
 日本の鉄道黎明期に使用されていた「双頭レール」を利用したホーム上屋は、【摂津富田駅】の他、山陽本線【金光駅】と【笠岡駅】にも現存しているようです。








《讀賣新聞2013.03.17》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

高塚哲治
専門家

高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

高塚哲治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導く一級建築士

高塚哲治プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼