【フランケンワイン】ドイツ「ヴュルツブルク」
JR【摂津富田駅】の上屋根の支柱には、日本の鉄道開業当初に多く用いられた「双頭レール」が再利用されています。
「双頭レール」は、上下左右対称のI字型のもので、摩耗すると逆さまにして利用できるよう考えられています。取り付け方法は、チェアとよばれる締結装置に木製クサビで固定し、ねじや釘を使って締結します。
日本の鉄道黎明期に使用されていた「双頭レール」を利用したホーム上屋は、【摂津富田駅】の他、山陽本線【金光駅】と【笠岡駅】にも現存しているようです。
《讀賣新聞2013.03.17》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所