「ユーレイルパス」でヨーロッパ鉄道の旅

高塚哲治

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テーマ:一休み

 定められた金額と決められた日数のパスを持っている間、制限されることなくほとんど全てのヨーロッパの鉄道や航路を何度でも利用できます。ヨーロッパのほぼ全域をカバーしている「ユーレイルグローバルパス」(ユーレイルパス)や、各国別のパス、「ユーレイルリージョナルパス」や「ユーレイルセレクトパス」のように2~5カ国の隣接した地域を周遊するパス、2~6人が同一旅程で乗車する時に割り引かれる「セーバーパス」、26歳未満の若者向けの「ユースパス」など、料金や設定日数など旅客のニーズを満たすためユーレイルには多様性に富んだパスが販売されています。
 パス購入者は通常、「ユーロシティ」や「インターシティ」などの様々な列車を追加料金無しで利用することができます。しかし、「TGV」や「ICE sprinter」(通常のICEは追加料金不要)、「ユーロナイト・シティナイトライン」などの個室寝台、「クシェット」(簡易寝台)、その他予約が義務付けられている夜行列車などの特別列車は若干の追加料金が必要となります。「タリス」や「ユーロスター」は、パス利用者用の割引運賃が設定されています。スイスの主要私鉄は例外で、多くの私鉄も「ユーレイルパス」では乗車することはできません。(その場合でも、パスの提示により割引を受けられることは多い)また、国鉄又はその民営化会社の線路を借りて別会社(日本でいう第二種鉄道事業者に相当)が独自の運賃で走らせている列車にも乗車できないことが多く、ドイツの「インターコネックス」(de:Interconnex)、オーストリアの「ヴェストバーン」(de:WESTbahn)、イタリアの「イタロ」(.italo)、イタリア-フランス間の夜行列車「テルオー」(it:Thello)が該当します。
 とても便利なヨーロッパ鉄道の旅は最高です。











タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治
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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

高塚哲治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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