「マルモッタン・モネ美術館」:パリ
「小熊英二」さんの近著に、【社会を変えるには】があります。
《民主主義の基礎になる「われわれ」の意味をアダム・スミスからルソー、ホッブスに遡って考えてみると、そこで大事なのは「わたし」も「あなた」も最初から実体がある個人でなく、「わたし」も「あなた」も関係のなかで形づくられ、関係のなかで変わりうる。デモや集会は、そのきっかけになりうる。代議制民主主義は、国民の意思は均質で数量化できるという前提の上に、多数を得たものが「代表」になるという考えの上に成り立っている。その「代表」が本当の「われわれ」を代表していないと多くの人が感じている現在、代議制民主主義の限界を補完するものとして、デモをはじめとするさまざまな社会運動が有効だし、必要になってくる。》といいます。
今後、社会がどのように変化するのか、見当もつきません。
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所