「建築って何?(69)」エスカレータ設備

高塚哲治

高塚哲治

テーマ:建築の仕組み

 「エスカレータ」には欄干の幅の寸法に応じて、1200形と800形の2種類があります。
 1200形の輸送能力は9000人/hr、800形は6000人/hrです。
 「エスカレータ」は単なる輸送手段だけではなく、建築デサインの重要な要素であり、意匠的にも欄干内側板にステンレスや塗装鋼板を用いたものや、透明ガラス張りにして照明を設置し、デザイン性を考慮したものなどもあります。
 また、高低差のない搬送設備としては、「動く歩道」があります。
 「エスカレータ」は「エレベータ」のように待ち時問もなく、輸送能力も優れているので、人をスムーズに大量に輸送できる設備です。デパートなどの商業施設においては、買い物客の輸送だけでなく、売り場を眺めながら購買意欲を誘うという効果も得られています。



設計監理/調査鑑定/CM(コンストラクションマネジメント)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治
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高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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