「マルモッタン・モネ美術館」:パリ
「桂離宮」と「日光東照宮」を対比させ、「桂離宮」に日本の伝統美を見出し、『ニッポン』『日本美の再発見』などを著した「ブルーノ・タウト」。数寄屋造りの中にモダニズム建築に通じる近代性があることを評価し、日本人建築家に伝統と近代という問題について大きな影響を与えています。
バウハウスの初代校長「ヴァルター・グロピウス」、「マルティン・ヴァグナー」、「ハンス・シャロウン」といった当時の代表的な建築家たちと共に、新しい建材やデザインを採用し、当時から衛生的で快適な住宅で世界遺産に指定されている「ベルリンのモダニズム集合住宅群」は必見でしょう。
残念ながら、在日時の建築作品は「旧日向家熱海別邸地下室」だけのようです。
計画通りに進めば、今年は「ベルリンのモダニズム集合住宅群」を目にすることができそうです。楽しみです。
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所