日本美を再発見した建築家:「ブルーノ・タウト」

高塚哲治

高塚哲治

テーマ:一休み

 「桂離宮」と「日光東照宮」を対比させ、「桂離宮」に日本の伝統美を見出し、『ニッポン』『日本美の再発見』などを著した「ブルーノ・タウト」。数寄屋造りの中にモダニズム建築に通じる近代性があることを評価し、日本人建築家に伝統と近代という問題について大きな影響を与えています。
 バウハウスの初代校長「ヴァルター・グロピウス」、「マルティン・ヴァグナー」、「ハンス・シャロウン」といった当時の代表的な建築家たちと共に、新しい建材やデザインを採用し、当時から衛生的で快適な住宅で世界遺産に指定されている「ベルリンのモダニズム集合住宅群」は必見でしょう。
 残念ながら、在日時の建築作品は「旧日向家熱海別邸地下室」だけのようです。
 計画通りに進めば、今年は「ベルリンのモダニズム集合住宅群」を目にすることができそうです。楽しみです。





タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

高塚哲治
専門家

高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

高塚哲治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導く一級建築士

高塚哲治プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼