「建築って何?(42)」分譲マンション「大規模修繕工事」の進め方

高塚哲治

高塚哲治

テーマ:建築の仕組み

 分譲マンションにおいては、《長期修繕計画に基づく「計画修繕」》の一環として「大規模修繕工事」が実施されます。「外壁修繕」「屋上防水の更新」「配管設備の更新」などが代表的な工事です。
 「大規模修繕工事」を実施する場合、住民の合意形成/建築物の健全性の判断/修繕部位の確定/スケジュールの確定/施工業者の選定などの専門的知識も必要となり、そのために体制の整備(進め方の検討)が不可欠となります。
 具体的な進め方の方法として、「責任施工方式」「設計監理方式」「管理会社先導方式」「設計施工監修方式」に分類されています。
 最近は、体制の整備(進め方の検討)のために「CM(コンストラクションマネジメント)方式」を採用し、CMr(コンストラクションマネジャー)と共に体制の整備(進め方の検討)を行うケースもあります。
 何れにせよ、先ずは形式より建築物の状況の把握から始めることが肝要です。



設計監理/調査鑑定/CM(コンストラクションマネジメント)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

高塚哲治
専門家

高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

高塚哲治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導く一級建築士

高塚哲治プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼