「建築って何?(67)」マンション大規模修繕工事:タイル補修
トイレの話で恐縮です。
建築において、トイレの設計は頭を悩ませる場所の一つです。「使い勝手」「メンテナンス性」「デザイン」「技術」など、いろいろな要素が狭い空間に詰まっています。
中でも「小便器」は、【リップ】(一番下の受け口)の高さ/出幅の違いで、床の汚れ具合や使いやすさ、デザインが決まり、その形状/機能は進化を続けています。
今年8月にオープンした《大阪空港ANAラウンジ》のトイレには進化した〈小便器〉が使われています。少し前にオープンした《羽田空港ANA1ラウンジ》のトイレに使用されている〈小便器〉とは形状が異なっていることがわかります。
男性の皆さん、くれぐれも床を汚さないように!
設計監理/CM(コンストラクションマネジメント)/調査鑑定
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所