「サンブーカ」と「グラッパ」

高塚哲治

高塚哲治

テーマ:一休み

 「サンブーカ」(Sambuca)は、エルダーベリー(ニワニコ)の香りをつけたイタリア原産のリキュールで、アルコール度数は35~42度です。
 甘い香りの豊かなアニスベースの味わいで、イタリア料理の食後酒として最適です。コーヒーとも相性がよく、「サンブーカ」に焙煎したコーヒー豆を数粒入れて飲んだり、炎をつけて演出を楽しむ事もできます。
 日常的に飲むコーヒーなら「サンブーカ」とホイップクリームを入れて味わうのがよく、焙煎度は「深煎り」がオススメだそうです。
 「グラッパ 」(Grappa) は、イタリア特産の蒸留酒で、ブランデーの一種です。ワインを蒸留する一般的な「ブランデー」とは異なり、ブドウの搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留してつくられます。多くは樽熟成を行わないので無色透明ですが、ブドウの香りが程よく残っています。アルコール度数は30~60度で、香り付けしたものもあります。
 イタリアではポピュラーな酒で、食後酒としてよく飲まれ、バールにも置かれています。またイタリア中部では、「エスプレッソコーヒー」に3~4杯の砂糖を入れてかき混ぜずに飲み、カップの底に溜まった砂糖に「グラッパ」を注ぎ、飲むという方法もあります。これをイタリアのバールやカフェで注文すると、イタリア人にとても喜ばれます。
 あ~、イタリアへ行きたい!



イタリア建築

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高塚哲治
専門家

高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

高塚哲治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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