「建築って何?(1)」

高塚哲治

高塚哲治

テーマ:建築の仕組み

人間にとって不可欠なものは、「衣」「食」「住」です。「衣」「食」は、手に取ることができ、必要性/安全性などを容易に確認することができます。しかし、「住」(建築物)は、生命/財産/生活を守るために人間よりサイズが大きく、お金も時間も費やします。しかも、建築する過程で係わる人(設計者/施工者/下請け/専門職/メーカー/流通/金融関係者/公共機関など)や物が多く、非常に複雑です。この建築する過程を「建築生産」といい、この複雑な建築過程の全容を理解する建築関係者も少ない状況です。本来は、生命/財産を守るための「住」(建築物)に関して、慎重でなければならないはずです。そこで、今後この場をお借りしてプロも敬遠しがちな「建築生産」というものをできるだけわかりやすく解説しようと思います。「CM(コンストラクションマネジメント)の重要性」「欠陥建築物が生まれる背景」などが少しでも理解されることを願って。次回に続く…

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高塚哲治
専門家

高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

高塚哲治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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