3ヶ月目で、前年対比・売上113%達成
野菜128%、青果部門111%(何れも売上高前年対比・2月実績)、という業績を叩き出した、女性店長がいます。
※左クリック(タップ)していただくと、画像が拡大します。
私が、コンサルティングして、丁度一年。田舎町に3店舗あるスーパーマーケット。
2代目社長との折り合いが悪く、古株の店長やバイヤーなどベテラン社員がが複数名退社。
そのタイミングで、コンサルティングの依頼をいただきました。
3店の店長は、全員新米店長です。
店長としての知識なし、自信なし、経験なしの3人です。
その中の1人が、この女性店長です。
私は、この会社からは、青果部門の活性化を目的に、コンサルティングの依頼をいただきました。
3ヶ月経っても何の効果もでない
訪問当初から、座学には、店長とチーフ、そして、一部のパート社員が参加していました。
訪問から3ヶ月目、各チーフからのの実績発表がありました。
重点アイテムの売上アップなど課題を出していましたが、これといった実績の変化はみられません。
「次回から、店長が実績発表をしてください」と、私は、新たな課題を出しました。
各店長は全員、「困った・・・」という顔をしています。
私がこの課題を出したのにはは、ある目的があります。
業績をアップさせる仕事の仕方(リーダーシップ)
店長になったとは言え、考え方や仕事の仕方が解っていません。
まずは、チーフに課している、重点アイテムの売上目標を達成するために、現場のフォローをすることをさせます。
チーフと一緒になって、どうやったら目標を達成できるかです。各店長は、これまでのように傍観者ではいられません。
女性店長は、他の男性店長をよそに、いち早く変化を見せました。実績数値が大きく変化してきたのです。
チーフとも、よく話をして、現場で売り場を確認している様子です。
これが、リーダーシップです。
自分自身が専門のスキルを持っていることが重要ではなく、たとえ知識はなくても、部下と一緒になってやることが重要です。
実際に、私が教えた原理原則のやり方(小手先のノウハウではない)を、自分たちで工夫して現場で取り組んでいるのです。その繰り返しが、今回の業績に繋がったのです。
目先の売り上げは追わない
重点アイテムとは、トマトのことです。前年対比売上高183%、〃数量204%という見事な実績です。
現在は、付加価値の高いアイテムの拡売もしてもらっています。価格が、通常の商品の2倍近くするこだわり品です。ここでも、マーケティングの原理原則に則った方法を試して、大きな成果を出してくりています。
しかし、これらは、特に安売りをしているわけではありません。全ては、マーケティングや行動原則の原理原則に沿った、行動の結果です。
事実、野菜の粗利益高は、前年対比145%を叩きだしてくれています。
私は、目新しいノウハウを教えることは原則しません。
目新しいノウハウは、一時的には、業績をアップさせることができますが、あくまでもノウハウであり、持続的に売上を上げ続ける担当者のスキルアップにはならないからです。
人が成長することをサポートすることが仕事
このことは、一般的にはあまり理解されていません。
店長も、私も、『部下ができるようになってなんぼ』の仕事なのです。
原理原則を学べば、応用が効きます。
今回、青果部門のことですが、他の部門でも使える方法を、店長は確実に身に付けてきています。
これから、まだまだ大きな成長をしてくれることは、間違いないでしょう。
他の店長も刺激をうけて、変化の兆しを見せています。
また一人、人が成長してくれました。人生が変わる瞬間です。これが、私の仕事です。快感です。
もし、
確実にスピードを持って業績を向上させたい方は、是非、サミットリテイリングセンターへご連絡ください。
100社以上の業績を大幅に向上させた実績と、理論と実績に裏付けされた、他社では教えてくれない『メソッド』が当社には有ります。
サミットリテイリングセンターへのお問合せは、こちらからどうぞ
⇒ 生産性向上セミナーの詳細
【お役立ち:関連記事の紹介】
⇒ 経営のヒント
【みなさんの 業績向上の成功事例を紹介。ご活用ください。】
⇒ コンサルティングの業務改善事例