人事異動のポイント
株式会社グロービスが、社会人歴5年目~10年目の会社員を対象に「自身が社会人1年目の時に苦労したこと」に関する調査を実施しました。
ホワイトカラーの職種に就く会社員で社会人歴5年目~10年目の20~30代男女843名の回答をまとめたものだということです。
新入社員(社会人1年目)の時に苦労した経験があると回答した割合は75.6%です。
やはり学生とは異なる環境であることがわかりますね。
では、具体的にどのようなことで苦労したのでしょう。
5割を超える回答に、上司や同僚との関係づくり、新しい環境への適応、ビジネススキル・知識の習得がありました。
また、新入社員の時に不足していたと思うビジネススキル・知識をコミュニケーションスキルと回答した方は6割を超えていました。
しかし、上司や同僚との関係づくりや新しい環境への適応は、これまでの学生生活においても様々なシーンで似たようなことがあったはずです。
社会人になっても、これまでの学生時代とは苦労はあまり変わらないように思えます。
では、学生時代と社会人とのコミュニケーションスキルに違いがあるのでしょうか。
大きな違いは「報告・連絡・相談」のコミュニケーションスキルと考えます。
情緒的なコミュニケーションももちろん重要です。
しかし、企業においてもっとも重要なことは、あらゆる情報の共有です。
その手段として「報告・連絡・相談」のコミュニケーションがあります。
新入社員にとってもっとも習得すべきスキルは、「報告・連絡・相談」のコミュニケーションスキルと考えます。
調査結果の詳細は下記でご覧いただけます。
https://q.bmd.jp/91/266/10282/88105