20代・30代のキャリアビジョンについて

真田直和

真田直和

テーマ:働き方改革

エン・ジャパン株式会社が39歳以下のユーザーを対象に、「キャリアビジョン(仕事で実現したいことや将来のありたい姿)」についてアンケートを実施し、 その結果を公表しました。
1,087名から得た回答をまとめたものだということです。

1.現在、キャリアビジョン(仕事で実現したいことや将来のありたい姿)はありますか?
・明確にある      22%
・なんとなくある    51%
・どちらかといえばない 19%
・ない          8%

2.「明確にある」「なんとなくある」と回答した方に伺います。
  見つかったきっかけを教えてください。(複数回答可)

・任される仕事をしていく中で自然と見つかった 51%
・転職                    34%
・学生時代からあった             27%
・結婚/出産を含むライフイベント       16%
・部署移動                   7%
・勤務地の変化                 7%
・昇進/昇格                  5%
・その他                    5%

3. 現在キャリアビジョンが「明確にある」「なんとなくある」と回答した方に伺います。
現在の職場で実現できると思いますか?

・実現できると思う          16%
・どちらかと言えば実現できると思う  39%
・どちらかと言えば実現できないと思う 28%
・実現できないと思う         16%

4.キャリア面談や異動希望申請、社内公募制度など、自身のキャリアビジョンを実現できる(近づける)機会はどのくらいありますか?

・十分にある  13%
・たまにある  33%
・あまりない  31%
・ない     23%

◇調査結果の詳細は下記でご覧いただけます
https://q.bmd.jp/91/266/9127/88105

上記URLではより詳しい調査結果が見られます。

20代・30代の多くは仕事を通じて考えています。
そのキャリアビジョンとあえば良いのですが、現在の職場で、キャリアビジョンを“実現できないと思う”と回答した人の93%が“それが理由で転職を考えたことがある”と回答しています。

企業はその企業の仕事を通じて達成できることを明確にして、人材採用及び教育をしていかなければなりませんね。
採用時点でのミスマッチをなくすことが重要ではないでしょか。

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真田直和
専門家

真田直和(特定社会保険労務士)

真田直和社会保険労務士事務所

解雇、残業、労働時間など「人」に関する労務問題を4万件以上解決。また、大企業から中小企業まで幅広い業種の人事評価制度設計のコンサルティング実績も豊富です。

真田直和プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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