評価制度はコミュニケーションツール

真田直和

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テーマ:人事制度

評価制度を導入、整備される企業が多くなりました。
その要因の一つに人事評価ソフトがあります。
人事評価ソフトがあれば評価項目を作成や点数の集計を簡単に行えます。

評価制度は目的は


評価制度を導入する目的は、生産性向上や従業員のモチベーションアップなどがあると言われます。
しかし、評価制度で生産性が向上するのでしょうか。

そもそも、生産性向上には業務フローの改善やマネジメントが重要な要素です。
評価制度を導入しても業務フローに無駄があれば生産性は向上しません。
また、従業員のモチベーションも同じです。
評価制度自体ではなく、評価の仕方がとても重要です。
曖昧な評価項目やルールでは、かえって不満を招きます。

コミュニケーションツール


これまでの話は評価する側の目的です。
では、評価される側から考えると、評価は承認されるという意味を持ちます。
誰しも承認欲求があります。
そして、承認されるとモチベーションは向上します。
承認するためには、相手を見なければなりません。
まさにコミュニケーションツールではないでしょうか。

実は評価制度も日常的な相手を認める行動(承認)を行うためにツールと考えれば良いのではないでしょうか。

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真田直和
専門家

真田直和(特定社会保険労務士)

真田直和社会保険労務士事務所

解雇、残業、労働時間など「人」に関する労務問題を4万件以上解決。また、大企業から中小企業まで幅広い業種の人事評価制度設計のコンサルティング実績も豊富です。

真田直和プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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