透明性という言葉をよく耳にします

真田直和

真田直和

テーマ:人事制度

最近、透明性という言葉をよく耳にします。
「人選は透明性のある、そしてルールに基づいて・・」など使われることが多いようです。

では、なぜ透明性が重要なのか?

秘密が問題


秘密という環境は、ルール違反や例外を行う環境になってしまうからです。
その場にいる「人」に問題があることもあるでしょう。
しかし、私は環境が「人」の行動を変えてしまうことが大きな要因と考えています。

それは人事評価でも


たとえば、人事評価。
公平な評価制度を作ることは良いと思います。
しかし、公平な評価制度を運用するのは「人」です。

その人が適正に運用しなければ意味がありません。
また、評価の結果も従業員に知らせる仕組みがなければ、人事評価制度を適正に運用しないことも可能です。

2006年に「経営者の頭の中を透明にするだけ」というキャッチコピーで書籍を出版しました。
人事評価制度を運用する一番重要なことは、ルールを透明することであるという内容です。

あれから15年、公平や平等は当たり前。
それ以上に「透明性」が人事評価でも重要だと考えます。

 

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真田直和
専門家

真田直和(特定社会保険労務士)

真田直和社会保険労務士事務所

解雇、残業、労働時間など「人」に関する労務問題を4万件以上解決。また、大企業から中小企業まで幅広い業種の人事評価制度設計のコンサルティング実績も豊富です。

真田直和プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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