人事異動をうまくするコツは?

真田直和

真田直和

テーマ:人事制度

4月は人事異動の時期ですね。

多くの企業で昇進や転勤、そして配置転換を社員に通知するのではないでしょうか。

会社は社員に通知するまでに、様々なことを検討して決定します。
これまでの功績を認めて昇進させる、さらにステップアップしてもらうために転勤や配置転換する。

社員本人のことを考えて決定しているはずです。

しかし、転勤や配置転換を社員に通知すると意外な返事です。
「今の部署でもっとがんばりたいです。」や「住居を伴う転勤は厳しいです。」
「なぜ、私が選ばれたのですか?」

会社が考えている以上に、社員にも考えがあることがわかります。
そして、その結果、とても優秀な社員が辞めてしまう。ことはないでしょうか。

もちろん、転勤や配置転換は就業規則で定めていれば、会社の権限です。
しかし、ポイントはなぜ?という目的と理由が必要なんですね。

人はその時の状況でも考えがかわります。
また、必ずしもステップアップする気持ちは会社とは違うことがあります。

適材適所。それを間違わないようにするには、日ごろから社員とのコミュニケーションが欠かせませんね。

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真田直和
専門家

真田直和(特定社会保険労務士)

真田直和社会保険労務士事務所

解雇、残業、労働時間など「人」に関する労務問題を4万件以上解決。また、大企業から中小企業まで幅広い業種の人事評価制度設計のコンサルティング実績も豊富です。

真田直和プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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