『コロナ時代の漢方的新しい生活様式（2）』漢方スクール 大阪市 難波 光る堂

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はい、白石です。

前回では一連のコロナ騒動について
東洋医学と西洋医学の見地からお話しました。

そして次に登場したのが「新しい生活様式」です。

※厚生労働省のページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html


いかがでしょうか？

一見今でもやってるようなことの羅列ですが
問題は生活様式であること、つまりずっと続けなさいということです。

これを真面目にずっと続けていたら息が詰まってしまいませんか？


それは西洋医学的な緊急事態の発想を
withコロナとか共存とか言われる自粛後の期間にまで求めようとしたからです。

もちろんコロナは完全に消滅したわけではありませんので
油断が禁物なのもうなずけるところです。

ただ、生活様式と言われるとそれはどうかと思うのは私だけではないと思います。

恐らくこれを真面目に実行すればいずれはメンタルがやられるでしょう。

人間は社会的な動物だからです。


そこで私が提案したいのは漢方の智慧を生かした
「漢方的新しい生活様式」です。

もちろん基本は先ほどの「新しい生活様式」を心掛けて欲しいところですが
漢方的生活様式は外側を変えるのではなく
自分の側を変える、
簡単にいうと免疫力、自然治癒力を高めて自分を守るということです。


そのために漢方には「養生法」というものがあります。
漢方は漢方薬を飲むだけじゃないんですよ。

withコロナ時代は漢方的発想を取り入れた方が実情に合うのではないでしょうか？


それでは漢方の3つの養生というものをお話しましょう。

まず1つ目は食養生です。

食べ過ぎ・食べなさ過ぎ・偏食・冷飲食がよくないというのは基本です。

それから腸内環境を重視しますので
「何を食べるか」「どう食べるか」を考えます。

腸内細菌が好きなものは昔から食べていた和食です。
ですから和食中心の食生活をすすめています。

「何を食べるか？」
・和食中心　　　　　　　　　　　　　　　　
・肉・油・砂糖・乳製品・小麦を減らす。　　　　　　　　　　　　
・発酵食品を摂る　　　　　　　　　　　　　　

「どう食べるか？」
・生体リズムに合わす
・腹八分目
・よく噛んで食べる


2つ目は生活養生です。

漢方は「冷えは万病の元」と考えますから
冷えない生活を中心に温めることにより気・血・水の循環をよくします。

季節の養生・運動・衣服・入浴・呼吸法など

エアコンのつけ過ぎもよくないですね。


そして3つ目は心の養生です。

漢方では感情も病気の原因と考えます。
従っていかにストレスを解消するかが重要になります。

笑う・泣く・歌う
バランス思考（陰陽論）

人間は体・心・魂の3つで出来ている。

心はコロコロ変わるから心と言う。
魂（真理）は腹（腸）にある。

脳で考えるからストレスが生じる。
「Don't think.Feel！（考えるな。感じるんだ！）」


それでもかかったかなと思ったら？

軽症の場合は今は病院に行けません。
そんな時は漢方薬が便利です。

ちょっとおかしいなと思ったらすぐに葛根湯。

葛根湯はカゼの初期しか効きません。

あくまでカゼ薬ではなく体を温め免疫力を高めるお薬です。

体を温めるものですから煎じ薬がおすすめ。
なければお湯にといて飲んでください。

体温を上げるものですから解熱剤はひかえましょう。



さらにカゼをひいたと思ったら体力をつけようと無理に食べたりしていませんか？

消化という作業は非常にエネルギーを使う作業です。
逆に空腹にした方が消化で使うエネルギーを病気を治す方に回せます。

食事を抜いちゃって酵素ドリンクを飲む「酵素断食」もおすすめです。


というわけで「漢方的新しい生活様式」はいかがだったでしょうか？

漢方薬や酵素ドリンクも質が大事です。
分からなければいつでもご相談くださいね。

それではまたお会いしましょう！
See You Next！Bye！


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（株）光る堂代表取締役
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