生き方がわからない時に、まずやるべき人生で一番大切なこと!
なぜ自分を愛することが大切なのか?
自分を愛するとは、
自分を大切にすることです。
ところが、世の中では、
自分のことをダメだと自己否定している人や、
自分のことが嫌いな人がとても多いです。
自己否定や自己嫌悪していると、
何が問題なのか?
自己否定や自己嫌悪していると、
自分に自信がなくなり、
人の目が気になって、他人の言葉に
傷つきやすくなります。
そして、
言いたいことが言えずに我慢して、
人間関係が苦しくなります。
又、人と情緒的な繋がりを
持つことができず、孤独感を感じます。
仕事や恋愛などにおいて、
人間関係がうまくいかない原因は、
自己否定や自己嫌悪による
自信のなさによるものが多いのです。
そこで、自分を愛することで
自信を持つことができ、
言いたいことを我慢せず、
良好な人間関係を築くことができるのです。
では、どうやって自分を愛するのか?
詳しく解説していきます。
こんにちは。
公認心理師の大城ケンタです。
よろしくお願いします。
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自分を愛する方法を探そうとする姿勢が大事
自分を愛する方法は、
いくらでもあります。
これといった正解はありません。
正解がないからこそ、
自分を愛する方法が
わからない人が多いのです。
自分を愛する方法は、
人それぞれ違います。
ただし、その答えは必ず、
自分の中にあります。
例えば、
「好きな食べ物は何ですか?」
「今、食べたい物は何ですか?」
こう質問されて、
すぐに答えられますか?
おそらく、ちょっと考える時間が
必要だと思います。
でも必ず答えは出てきますよね?
自分の愛し方を見つけるのも同じ。
探せば必ずあるので、
それを探そうとする姿勢が
あるかどうかが、とても大事です。
次項では、自分を愛する方法を
見つける為の5つの質問を紹介します。
自分を愛する方法を見つける5つ質問
「自分を愛してください」
と言われても、多くの人が具体的に
何をしたらいいのか分からないことでしょう。
ここからは、自分を愛する方法を
見つける5つの質問をしていきます。
「自分を愛する」というのは、
「自分を大切にする」ことです。
以下の質問では、
「愛する」という言葉を
「大切にする」と置き換えています。
<質問1>
あなたにとって「人を大切にする」とは、どういうことですか?
もし「人を大切にしてください」と言われたら、どうしますか?
参考までに回答例をご紹介します。
・「大丈夫?」と気遣う
・「ご苦労様」と労う
・「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える
・相手の話を聞いてあげる
・仕事などを手伝ってあげる
・大切な人をもてなす
・相手の気持ちや考えを尊重する
・目を見て挨拶をする
・早くメールを返す
・相手に興味を持つ
<質問2>
あなたにとって「人を大切にしない」とは、どういうことですか?
参考までに回答例をご紹介します。
・話を聞かない
・返事をせず、無視する
・自分の意見を押し付ける
・仕事を押し付ける
・挨拶をしない
・感情的に怒鳴る
・自分の都合のいいように話を進める
<質問3>
あなたが「人から大切にされていない」と感じる時は、どんな時ですか?
参考までに回答例をご紹介します。
・無視される
・素っ気ない態度を取られる
・感情的に怒鳴られる
・意見を聞いてもらえない
・共感してくれない
・挨拶をしてくれない
・自分に興味を持ってくれない
・仕事を教えてくれない
・酷い扱いをされる
<質問4>
上記の3つの質問を踏まえて「自分を大切にしない」とは、どういうことだと思いますか?
参考までに回答例をご紹介します。
・自分に関心がない
・心の声を無視する
・体が悲鳴をあげてるのに、無理して頑張る
・テキトーな食事で済ませる
・睡眠時間が少ない
・休養の時間を持たない
・欲しい物を我慢する
・心と体のケアをしない
<質問5>
4つ目の質問を踏まえて、「自分を大切にする」とは、どういうことだと思いますか?
参考までに回答例をご紹介します。
・自分の心と体をケアする
・心が喜ぶご褒美をあげる
・自分の為にお金を使う
・心が喜ぶ時間を持つ
・スキンケア、ボディケアをする
・嫌な誘いは断る
・無理せず、人に頼る
・我慢しない
・普段頑張ってる自分を褒めてあげる
・睡眠時間を増やす
ぜひここでご紹介した5つの質問を、
ゆっくり時間をとって考えてみてください。
あなたなりの自分の愛し方が見つかることでしょう。
自分を愛する心理ワーク
ここでは、自分を愛する
心理ワークをご紹介します。
自分を愛せない人は、
自分に厳しいのです。
「今のままの自分ではダメだ」
と思っているのです。
例えば
・頑張れない自分はダメだ
・自分の容姿や体型が嫌だ
・自分には何も良い所なんてない
・ダラダラしている自分はダメだ
・コミュニケーション能力がない
・稼ぎが少ない自分はダメだ
そんなダメな自分、
嫌いな自分を思い浮かべてください。
そして、目の前に
「ぬいぐるみ」を置いてください。
そのぬいぐるみが、
悩んでいるダメな自分自身だと思ってください。
そのぬいぐるみの気持ちが
ホッと安心するような言葉を
何か掛けてあげてください。
「いつも頑張ってることを知ってるよ」
「自分に自信がないんだね」
「辛いね、苦しいね」
「無理しなくていいんだよ」
「弱音を吐いてもいいんだよ」
こんなふうに、
目の前のぬいぐるみが
ホッと安心するような、
何か言葉を掛けてあげましょう。
そして、何となくそのぬいぐるみが
安心したような感覚があれば終了してください。
心理カウンセラーがオススメする自分を愛する2つの方法
ここからは、私が普段カウンセリングで
お伝えしている、自分を愛する為の
2つの方法をご紹介します。
1、嫌なことをやめる
自分を愛する為に、自分にお金を使って、
好きなことをしたり、自分磨きをするのもOKです。
しかし、
基本的に今の自分に何かプラスするより、
嫌々やっていることをやめることが先です。
足し算ではなく引き算が先です。
具体的には例えば次のようなことです。
・休日に仕事や人間関係のことを考えない。
・「安い」という理由で食べ物を買わない。
・気分が乗らない誘いを断る。
・資格試験の勉強時間を減らす。
・相手の意見に合わせず、自分の意見を言う。
・他人の仕事まで自分が引き受けない。
何か仕方なく嫌々やっていること、本当は考えたくないことを出来るだけ手放すことをしてみてください。
2、心と言動を一致させる
・本当は嫌いなのに愛想笑いしてしまう。
・本当は嫌なのに引き受けてしまう。断れない。
・本当は質問したいけど、質問できない。
・本当は嫌なのに、嫌と言えない。
・本当は欲しいのに我慢している。
・本当は大丈夫じゃないのに「大丈夫です」と言ってしまう。
このように、
心の中で思っていることと、
実際の言葉や行動が一致しない
ことがよくあります。
心の中で思っていることとは「本心」です。
その本心を無視することは、
自分を大切にしていないことになります。
ぜひ心の中で思っていることを
丁寧に扱ってあげてください。
まとめ
今回ご紹介した内容は、
実際に心理カウンセリングで行っていたり、
話していることをご紹介しました。
どの方法にしても、
この記事を読んだだけでは、
何も変わりません。
実際に時間を取って、
何かアクションをしてみてください。
あなたが自分を愛する為に、
一歩踏み出して頂けることを願っています。
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