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恋愛依存症の人の特徴と原因、具体的な克服方法を徹底解説!

2020年3月15日 公開 / 2021年8月22日更新

テーマ:恋愛依存

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

もしかして恋愛依存症?と悩んでいる方へ。

この記事では恋愛依存症の特徴や原因について解説したうえで、その克服方法を3つご紹介します。

よくある一般的なアドバイスとして、次のようなことが言われます。

「趣味を持ちましょう」
「仕事に集中しましょう」
「恋人以外の友達と遊びましょう」

ところが、それができないから困っているのではありませんか?

よくある一般的なアドバイスではなく、心の専門家として、この記事を読めば実践できるような具体的な克服方法をご紹介します。

こんにちは。心理カウンセラーの大城ケンタです。よろしくお願いします。

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恋愛依存症とは

恋愛依存症とは、恋人に依存していて、恋人がいないと生きていけないような情緒不安定になることです。

四六時中、恋人のことを考えて、いつも恋人と一緒に居たいし、繋がっていたい心理があります。

そのため、恋人と会えず、一人で過ごしている時に強烈な不安や孤独感を感じ、居ても立ってもいられなくなります。

また、恋人が少しでも自分のことを愛してくれていないと感じると、泣いてしまったり、感情のコントロールができないこともあります。

「いつも一緒に居て欲しい」
「いつも私のことを考えていて欲しい」
「他の異性と関わらないで欲しい」

と恋人への独占欲が強く、相手を束縛するのも恋愛依存症の特徴です。

恋愛依存症の5つの特徴

恋愛依存症の特徴を、自己イメージ、思考、感情、行動、人間関係に分けて紹介します。


1、恋愛依存症の人の自己イメージ

恋愛依存症の人は、自己イメージ(自己評価)が低いのです。

つまり、自己否定していることが挙げられます。

・自分はダメな人間だ
・自分は価値のない人間だ
・生きていても無意味な人間だ
・私は可愛くない
・私は何の能力もない人間だ
・私は役に立たない人間だ
・私なんて良いところが一つもない

このような自己イメージを持っています。


2、恋愛依存症の人の思考

自分のことを自己否定しているので、さらにマイナス思考になります。

・こんなダメな私を、本当に愛してくれてるのか?
・こんなダメな私より、他の可愛い女性と浮気するんじゃないか?
・こんなダメな私を、見捨てるんじゃないか?
・こんなダメな私だから、私を嫌いになったんじゃないか?
・相手はどこで何をしているのか?
・私のことを一番優先して欲しい

このようなマイナス思考になる傾向があります。


3、恋愛依存症の人の感情

マイナス思考になっているので、不安や嫉妬、孤独感などの感情が生じます。

・とにかく相手と会えないと「強烈な不安」を感じる
・恋人が他の異性と関わっていると、「怒りや嫉妬心」を感じる
・恋人がいないと生きている意味がないような「絶望感や無力感」を感じる
・相手のことを考えすぎて、何もする気にならない「無気力」になる場合もある。
・1人で過ごす時間がとても寂しいし、孤独を感じる。

このように日常生活の中で、苦しい感情でいっぱいになります。


4、恋愛依存症の人の行動

恋愛依存症の人は、強烈な不安や孤独感、嫉妬心などを持っています。

それらの感情を打ち消して安心したいのです。

そして、安心する一番の方法が、彼の愛情を確かめることです。

恋愛依存症の人の行動は、

「相手の愛情を確かめる行動」
「相手に愛される行動」

この2つが大きな特徴です。

・強烈な不安を解消したいという思いから、相手に何度も連絡してしまう。
・恋人のことを考えすぎて、仕事や家事などが手につかない。
・仕事や友達との予定よりも恋人との予定を優先にする。
・メールやラインの返事を待てない。
・連絡はすぐに返すし、相手にもすぐに返事を返して欲しい。
・スキンシップを求めることが多い。
・相手好みの髪型やファッションに変える。
・相手の意見に合わせて、自分の意見を言えない。

こういった行動が特徴です。


5、恋愛依存症の人の人間関係

恋愛依存症に人は、恋人に依存しています。
恋人が最優先で、恋人の愛情を感じることで安心したいのです。

従って、恋人以外の人間関係は優先順位が低いです。
また、一定の距離感を保ち、表面的な付き合いをする傾向があります。

・恋人以外の人に心を開けない
・恋人以外の人とは表面的な付き合いをする
・恋人に依存していることを相談できない

このように人間関係で腹を割って話すことができないのが特徴です。

恋愛における共依存

「こんなダメな恋人とは別れたほうがいい」と友達にも言われるし、自分でもそれを理解している。

でも別れられない。それが共依存です。

恋人が
・暴言を吐く
・借金をしている
・浮気を繰り返す
・相手が既婚者

なぜ、このような恋人と別れられないのでしょうか?

それは、恋人の役に立つことで自分の存在価値を感じるからです。

あるいは、恋人のお世話をすることが、生きがいになっているからです。

「この人には私が必要なんだ」
「この人には私しかいない」

と思い込んでしまうことで、大切に扱われないにも関わらず、別れられない。

それが恋愛における共依存です。

恋愛依存症の原因

恋愛依存症の原因は、子供の頃の親子関係にあります。

・子供の頃、親の愛情を十分に感じなかった。
・子供の頃、親に十分に甘えられなかった。

ということが挙げられます。

次のような家庭環境で育つと、親の愛情を感じなかったり、十分に甘えることができません。

・親が毎日喧嘩していた。
・親に褒められたことがない。
・親が感情的でいつ怒るかわからない。
・親を怒らせないようにしていた。
・親が喧嘩して、家を出て行った。
・親が暴力的で怖かった。
・親との会話がなかった。
・親が何を考えているかわからない。

こういった家庭環境で育つと、親に自分の気持ちを安心して話せないので、家庭の中で孤独を感じるのです。

そして
・本当はもっと愛されたい。
・本当はもっと甘えたい。

その欲求が満たされないから、常に孤独で空虚感を持ちながら育ちます。

孤独で空虚感を持っていると、他人に心を開けないし、物事を楽しむことができません。

すると、生きる意味がわからず、生きているのがただ辛いだけの人生になってしまいます。

ところが、孤独で虚しい、無意味な人生の中で、唯一自分のことを好きになってくれた恋人。

それは自分の人生において、唯一の味方。恋人は自分を愛してくれる、甘えさせてくれる。

だから、恋人に依存するし、常に一緒に居たいと思ってしまう。

それが恋愛依存のメカニズムです。

恋愛依存症の人は、子供時代に得られなかった親からの愛情を、大人になった今、今度は形を変えて、恋人に求めてしまうのです。

恋愛依存症の克服方法

恋愛依存症の原因は、子供の頃に十分に親の愛情を感じなかった、十分に甘えられなかったことにあります。

つまり、大人になった今からでも、心を愛情で満たし、十分に甘えることが必要になります。

・私は甘えてもいいんだ。
・私は言いたいことを言ってもいいんだ。
・私は自由に生きていいんだ。
・私は私のままでいいんだ。
・私は大切に扱われる存在なんだ。

十分に甘えることで、こういった考えを持つことができます。

すると、恋人がどこで何をしていても、平気で過ごすことができます。

なぜなら、愛されているという実感が持てるから。

恋愛依存症の人は、こんなダメな私を本当に愛してくれているのか不安になって確かめたくなります。

ところが

「私は私でいいし、恋人はそんな自分を愛してくれているんだ」

そう思えると、心が満たされ、安心して過ごすことができるのです。

では、大人になった今からでも、どうやって十分に甘えるのかを説明します。

恋愛依存症の克服方法1:自分の感情を許す

恋愛依存症の人は、自分が恋人に依存していることを理解しているし、それが良くないことだと認識しています。

・恋人を束縛する自分は良くないことをしている
・恋人に甘える自分は良くない
・精神的に自立できていない自分はダメだ

このように自分のことを否定しています。

自分の心を愛情で満たすためには、素直な感情を否定しないことです。

例えば
・甘えたい
・孤独感で寂しい
・嫌われたかな?と不安になる
・見捨てられそうで不安
・恋人に愛されていないように感じて悲しい
・恋人が異性と話していると嫉妬してまう

こういった感情はとても自然なことです。
従って、自然な感情を否定しないこと。

具体的には、次のような言葉を自分自身に掛けてあげてください。

「甘えたいという気持ちを感じるのは自然なことだよ」
「孤独で寂しいと感じるのは自然なことだよ」
「不安になるのは自然なことだよ」
「愛されていない感じがして悲しいと感じるのは自然なことだよ」

このように、辛い感情を排除しようとせず、自分の中にある自然な感情として認めてあげることが大事です。

恋愛依存症の克服方法2:自分で自分を愛する

自分の素直な感情を認めた次は、自分で自分を愛しましょう。そして、自分の心を愛情で満たすのです。

具体的には、

「五感を磨くこと」
「感情が喜ぶことをする」

この2つです。

五感を磨くとは、例えば次のようなことです。

・好きな物を食べて、楽しく食事をする
・アロマや好きな香りを楽しむ
・いい気分になれる音楽を聴く
・海や山など綺麗な景色を見る
・綺麗な花を見る
・ボディケアやスキンケアなど体をケアする

このように五感を意識的に刺激し、いい気分になることが、心を満たすことになります。

次に、感情が喜ぶことをするとは、例えばこういうことです。

・自分の好きな髪形やファッションを楽しむ
・好きなアクセサリーを身に着ける
・化粧やネイルをして楽しむ
・ゴロゴロしたい人は、ベッドで横になってゴロゴロする
・寝たい人は思い切り寝る
・ゲームが好きな人はゲームをする
・今までにやったことがない、新しいことをする
・食べたことがない物を食べる。
・行ったことがないカフェに行く。

ポイントは、心が喜ぶことをすること。
これが大事。

恋愛依存症の克服方法3:他人に甘える

恋愛依存症を克服する3つ目の方法は、他人に甘えることです。

恋愛依存症の人は、甘えたいけど甘えられないのです。

「甘えることは良くない」
「甘えることはわがままだ」

と、思っているのです。

しかし、「甘えたいと思うことは自然なことだよ」と、自分の中の「甘えたい」という素直な気持ちを許してあげましょう。

そして、恋人や恋人以外に対して、少しずつ甘えるのです。

例えば
・一人で全てを抱え込まず、お願いする
・困っていることがあれば、助けてもらう
・悩んでいることがあれば、相談する
・相手の好意を素直に受け取る

まずは甘えても大丈夫と思える人に対して、少しずつ甘えてみてください。

まとめ

恋愛依存症の人は、孤独感や寂しさなどを抱え、心が満たされていません。

それを恋人に心を満たしてもらうのではなく、自分で満たすことが大事になります。

もちろん、今すぐに別人のように変わることは難しいでしょう。

時間をかけて、長期的な視点で、取り組んでいくなかで、恋愛依存症を克服していくことになるでしょう。

一人で取り組むのが難しい場合は、心理カウンセラーに相談して、サポートしてもらいながら克服していくのも一つの選択肢です。

あなたの恋愛が幸せなものになることを願っています。

この記事を書いたプロ

大城ケンタ

自分に自信が持てる心理カウンセリングを行う専門家

大城ケンタ(心理カウンセリングルーム∞ひびき)

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