『Keep Green Project』ディボット・スティックでゴルフマナー啓蒙
夢を託すなら15歳までにゴルフを始めさせる
「ゴルフは、いつ始めても遅すぎることはない」という言葉があるように、すぐに上達することはありませんが、年齢問わず、いつでも始めることができます。
しかし、これはレジャーの一つとして嗜もうとする大人が対象であって、「目指せ!ヒデキ!」「目指せ!ボミ!」とわが子に夢を託すならば、ゴルフは早く始めるにこしたことはありません。
2016年のリオデジャネイロオリンピックからゴルフは正式種目となり、≪1904年のセントルイス五輪以来112年ぶりにオリンピックの舞台に復帰!≫と盛り上がっています!
そして、4年後は東京オリンピック開催!ということで益々盛り上がることは必至。
日本におけるジュニアのゴルフ熱も益々ヒートアップすることでしょう。
全英オープンの覇者ヘンリー・コットンによるとモノになるかならないかの目安は「15歳未満」にあるそうです。
それまでに始めていることが絶対条件であり、名選手に例外はないと言っています。
まれに高校を卒業してからゴルフを始めてプロになるという人もいますが、その人は野球、ソフトボール、テニスなどの他スポーツの分野で抜群のセンスを養い、すでに一流アスリートとしての下地が出来ている人が多いと思われます。
もし叶うものなら、わが子をプロに仕立て上げたいと願う親は、世界的に急増傾向です。
同じ競争社会に身を投じるにしても、平凡な勤め人よりも莫大な賞金が唸るトーナメントプロに魅力を感じるのは当然のことかもしれません。
パパゴン・ママゴン狂騒曲
現在、アメリカでは各地区で様々なジュニア選手権が開催されています。
アメリカでは ジュニアゴルファー育成の制度が大変整っています。 ジュニアゴルファーを対象にしたジュニアゴルフトーナメントも沢山あり、あのタイガーウッズもジュニアトーナメントから育って来ました。
アメリカン・ジュニア・ゴルフ・アソシエーション(AJGA)はアメリカ・ジュニア・ゴルフの最高峰。
年間のトーナメントは70以上あり、このジュニア・ゴルフ最高峰のトーナメントで活躍すると、早くからスポンサーがついたり、大学はスカーラーシップをもらえたりするため、親にとってもまさに正念場!
突然ですが、ここからは、夏坂さんの「フォアー!ゴルフ協奏曲」に掲載されている少し昔の話・・・。
わが子が1番ティーから出発すると、親族が二手に分かれて左右のラフに待機。応援団は常に先回りして、最後にはグリーン周辺をガードする。
「それは見るに耐えない光景でした。
親たちが体を張ってミスショットを阻止するのです。わが子のボールがOBに出そうになると、走って行って体当たり、胸でも背中でも構わずぶつけて救済するわけです。
とくにひどいのがグリーン周辺、オーバーしたと思われるボールが何かに跳ね返ってスルスルとピンの方向に戻るなど珍しくもありません。」
ジュニア育ての親と言われるD・B・クラフト氏は「醜態の極みだった」と述懐しています。
1976年のジュニア大会では、一人の選手の打ったボールが木の枝に止まってしまいました。すると、いきなり太った男が木によじ登って必死に枝をゆすり始めました。その甲斐あってボールは落ちましたが、ついでに本人まで転落して肩と足を骨折。
救急車で運ばれたため、住所と氏名から、その選手の父親と判明して事態が紛糾しました。
親たちの狂乱ぶりが浮き彫りにされて非難が集中、ついに協会では部外者のコース内立入りを禁止することにしました。
すると「視野の片隅に私の姿がいるだけで、あの子はとても安心するのです。どうぞ私を追い出さないで」と綿々と情に訴える母親がでたそうです。
しかし、一部の心ない行動に、大半の人がうんざりしていたので、フェアな精神を持つ多くの親たちは協会の決定を熱烈に支持したということです。
今は、ここまであからさまなことはないでしょうが、親の思いはいつの時代も同じではないでしょうか。
叱られないように「スコアの改ざん」
近年、日本でも大なり小なり将来のゴルフ界を担うジュニア世代の行動が問題になっています。
「親に大会でいいスコアを出せといわれて、悪いとスコアを誤魔化すジュニアが多い」というのです。
親に叱られたくない一心でスコアを改ざんしてしまう子供たちが増えているそうです。
日本ゴルフ協会(JGA)のある競技委員の声として
「同伴競技者と結託してダブルボギーをボギーと書いたりして、過少申告する。さすがに大会の優勝に絡むような改ざんまではやらないが、下位に沈んで特に影響がない場合には、親に叱られるようなスコアだけは避けようと、平気で書き換えてしまう」という記事が、以前週刊誌に書かれていました。
虚偽の過少申告は最大のルール違反であり、マナー違反です。
ゴルフは自己鍛錬の場として、世界的に教育に生かす動きもあるほどです。
ゴルフを通じて人間形成されるはずが、行き過ぎた親の言動によって真逆の結果を招いているのだとしたら、まさに本末転倒。
「スコアいくつ?」よりも「楽しかった?」と声を掛けて欲しい
悪いスコアでホールアウトしたとき、人から「スコアはいくつだった?」と第一声に聞かれるのは、大人もあまり気分のいいもんじゃないですよね。
そんなときに思わず誤魔化そうとしてしまうのは、大人も子供も同じかもしれません。
最近、よく聞くのがスコアを付けずにラウンドするということ。
そうすることによって、ゴルフを純粋に楽しむことができると言われています。
ホールアウトしたとき、「楽しかった?」と聞かれるほうが気持ちいいですよね。
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※ヘンリー・コットン(1907~1987年)
英国生まれ。14歳で英国アマに優勝して天才少年と呼ばれ、17歳でプロ転向。1934年、全英オープンに優勝。その2日目、当時としては驚異的だった65のスコアを出し、それを記念して、後に「ダンロップ65」というボールが世界に売りだされました。
全英オープンは37年、48年にも優勝。また当代きっての理論家としても知られ、キャリアの後半はティーチングプロとして活躍し、レッスン書など数多くの著書を残しています。それらは全部自分で書いたと言われ「ゴースト・ライターを必要としない唯一のゴルファー」と呼ばれました。
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◆参考文献
「フォアー!ゴルフ狂騒曲」夏坂健著:新潮社
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