襟のある服装がゴルフウェアの最低限のマナーとなった理由
基本のゴルフルールを覚えておくことも大切なゴルフマナー
仲間内でプレーするときでも「なにやってんの!それしたらあかんやん!」と言われない程度に最低限のルールは覚えておきたいもの。最低限のルールを理解することは周りに迷惑を掛けないゴルフマナーといえる。
ベタではあるが、野球初心者が打って左(3塁方向)へ走るという普通なら絶対にありえないことが起こることがある。同じことがゴルフでもありえる。
例えば、まったくにゴルフ初心者に「ゴルフバッグからパターを持ってきて」というと”P”の文字を見てピッチングウェッジを持ってくるというゴルファーからすればありえない冗談のようなことが実際にあった。
ゴルフをはじめるときには基本的なゴルフ用語や最低限のルールはマナーとともに覚えるように心掛けたい。
用語やルールを知っていることで自信を持ってプレーできて、さらにゴルフが楽しくなる。
ここではゴルフ初心者が実際にゴルフをプレーする際、知らないと困ることを紹介したい。
スコアのカウント
ゴルフとは「18ホールをどれだけ少ないスコアでプレーするか」を競うスポーツである。
ゴルフの都度、ベストスコア(自己最小スコア)を目指してプレーする。
基本的なゴルフ競技として2人で毎ホール対戦していく「マッチプレー」とトータルスコアを競う「ストロークプレー」がある。
●ゴルフのスコア・カウントの基本
≪ボールを打った数(空振りを含む)+ペナルティーにより加えられる数の合計≫
ゴルフは「あるがまま打つ」が基本なので、打った数だけをカウントできればよいだが、ゴルフコースには”ペナルティー”を加えて救済を受けなけらばならないOB(アウト・オブ・バウンズ)や池などのペナルティエリアが存在する。そのほかにも樹木の根元などそのままではどうしても打てないようなところにボールがある場合、ペナルティーを加えて救済を受けることができる。
ルールブックの中でペナルティーの紹介において「○罰打(ペナルティとして加えられる数)」という表現が出てくる。
これは救済を受けたときのペナルティーを「打数」にして、実際に打った数に上乗せしてカウントをするための数字となる。
≪ボールを打った数(空振りを含む)+ペナルティーにより加えられる数の合計≫
例)1打目がOBとなったので、もう一度打ち直した場合、「打った数が2回(2打)+1罰打=3打」となるので、打ち直して2回目に打ったボールは3打目ということになる。
スコアのカウントは誠実に
審判のいないゴルフ、スコアはプレーヤー本人の申告がすべてとなる。たとえ1打でも過少申告をしてはならない。
公式ゴルフ競技で過少申告が発覚したら、特別な事情の場合の優遇措置はあるが原則的には「失格」となる。
プライベートなゴルフの場合には「失格」などという措置はないかもしれない。しかし、故意による過少申告が同伴者に知れた場合、同伴者全員からどのような非難があるかわからない。また何も言われなかったとしても「この人はスコアをごまかす奴だ」というレッテルを貼られてしまうかもしれない。
スコアのカウントは誠実にしなければならない。
もしカウントに自信がないときには、正直に同伴プレーヤーに相談して一緒にカウントしてもらうようにしてほしい。
スコアカードの記入
各々のゴルフ場にはオリジナルのスコアカードがあり、各ホールでの打数を記入するためにロッカーキーのホルダーに挟むなどして各自が持ってプレーしてきた。スコアカードは、コース攻略の成績表である。スコアカードはラウンドの勝者を決めるための大事な記録となるので、正確で正直に記入することが義務付けられている。ホールごとに自分の打数だけでなく、同じ組でプレーする人たちの打数も書き込んできた。
プレーの後にスコアカードを見ると自分の強いところや問題点が見えてくるため、ショット数のほかパット数なども記入し練習の参考にしている人も多い。
①プレーヤー名
4人分を記入する欄があります。スコアカードによっては生年月日の記入欄があり、年齢はコンペなどで同スコア同ネットの場合の優先順位に利用します。
②ホールの難易度を表すハンデキャップ
数値が小さいほど難易度が高いことを表しています。基準はバックティーかフルバックティーで査定されています。
③ホールのヤーデージ
そのホールの距離の長さがヤードで表示されています。各ホールのティーインググラウンド毎に表示されています。それぞれのティーインググラウンドの基準点からパッティンググリーン・センターまでの距離を示しています。
バックティーやフルバックティーは、多くのゴルフ場で制限(4人のハンデキャップの合計が40以内など)が掛けられています。利用したい場合は、あらかじめ確認しておきましょう。
ゴルフ場によってティーマーカーの色や呼び名が違います。このゴルフ場では、どのティーマークを使用すればよいかは、スタート前に確認しておきましょう。
④各ホールのパー数
各ホールには、何打でボールをカップインするかを示す基準打数が決められており、これを「パー」といいます。基準打数はホールによってちがい、ショートホールは「パー3」。ミドルホールは「パー4」。ロングホールは「パー5」です。
⑤スコア記入欄
ホールごとの打数を記入する欄です。
⑥パット数記入欄
ここはパット数を記入します。これを記入していない人が意外と多いです。パット数を記入していないと何打でグリーンオンしたのかがわからなくなります。またパット数を普段からチェックしないでスコアが良くなるわけがないとよく言われます。ぜひ利用してくださいね。実際に自分の平均パーオン率を把握して意識しながらラウンドすると、また違う角度から自分を分析できて色々と参考になることが多いかも。
⑦自分のハンディキャップの記入欄
⑧「NET」とは、グロス (総打数) からハンデを引いた数字のことです。ハンディキャップで行なわれる競技は このネットのスコアで順位を決めます。
近年、日本のゴルフ場ではゴルフカートに”コースナビ”というタブレット等タッチパネルの機器が備え付けられているところが多くなった。
”コースナビ”の多くには「スコア入力」機能が備わっており、各ホールのプレー終了ごとにスコアを入力できるようになった。お互いにスコアを確認しながら入力するために間違いが少なく、また集計は自動で計算してくれるために計算ミスもなくなった。
ただ、成績表として大切に保管するためにこれまで通り、ゴルフ場のスコアカードに記入する人はまだまだ多い。
スコアカードに記入するときは、過って打ち込まれるかもしれないため、ホールアウトしてパッティンググリーンを速やかに離れてから記入しなければならない。
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