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谷光高

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谷光高(たにみつたか) / ゴルフ場経営者

新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部)

コラム

これからゴルフを始める人への基礎用語 ~ホール編

2014年10月24日 公開 / 2019年1月2日更新

テーマ:ゴルフの用語

コラムカテゴリ:趣味

これからゴルフを始めようと思う初心者のみなさんが、はじめに覚えるゴルフの基礎用語です。
さあ、ここから始めましょう。

1ラウンドプレー

ゴルフ場のコースは、18のホールから成り、この18ホールズをすべてプレーすることを「1ラウンドプレー」といいます。一日のプレーは通常1ラウンドです。
一般的に1番ホールから 9番ホールまでの 9ホールを アウト (OUT)コース、また、10番ホールから 18番ホールまでのハーフを イン (IN)コースと呼びます。日本では前半のハーフ(9ホール)が終わった時点で 昼食を取ったり 休憩を入れるのが一般的ですが、欧米では休憩を挟まず に18ホールズを一気にプレーを行う「スループレー」が慣例となっています。

ホール(Hole)


ゴルフ規則において「ホール」という言葉は、グリーン上に設けられたボールを入れるための穴のことを指します。その他の呼び方として「ホールカップ」、「カップ」、ホールにさしてある旗竿のことも合わせて「ピン」とも呼びます。
また「ホール」は、ティーインググラウンドからパッティンググリーンまでの全てをひとまとめにして「ホール」という言い方で使われます。つまり、18ホールズのコースには、パッティンググリーンとホール(穴)が 18 あることになります。

ホールを構成する要素


ホールは、①ティーインググラウンド、②ラフ、③フェアウェイ)、④ゴルフカート専用道路 ⑤池(ウォーターハザード)、⑥バンカー ⑦パッティンググリーンなどで構成されています。
またホールとホールの間などで、森林などで覆われたプレーが不可能で不必要な場所をホールとの境界として区切った外側をアウトオブバウンズ(O.B)区域と呼びます。

①ティーインググラウンド※ティーインググラウンドについてのマナーやルールはこちら

各ホールの1打目を打つ場所のことです。ゴルファーの技量や年齢、性別に応じてパッティンググリーンまでの距離を変えることができるようになっています。
打つ場所を決める目印として「ティーマーカー」を用います。
二つでワンセットになっていて、このティーマーカーは通常、女性用ティー (赤)フロントティー(黄)、レギュラーティー (白)、バックティー (青)、チャンピョンシップティー (黒) などがあり、女性用ティーからの距離は短く、上級者向けのバックティー、そしてチャンピオンシップティーに行くに従って、パッティンググリーンまでの距離は長くなります。

②ラフ
フェアウェイの外側に配置された芝生の長い区域のこと。芝生にボールが隠れてしまうため、フェアウェイより打ちづらくなるように設定しています。

③フェアウェイ
ティーインググラウンドからパッティンググリーンまでの間の芝生を短く刈った区域のこと。基本的には、打ったボールをフェアウェイにとどめるように進行するように心掛けます。このことをよく「フェアウェイをキープする」と言います。

④ゴルフカート専用道路
多くの日本のゴルフ場ではゴルフカートを利用してプレーできるようにしています。現在のゴルフカートは、2人乗りから5人乗りまでの乗用4輪のカートが主流であり、そのための専用道路が設置されて舗装されています。一方通行なので道路幅は2.5m程度、もしくはリモコン式自動運転のゴルフカートであれば、タイヤが通るところのみ2本線のように舗装されているゴルフ場もあります。

⑤池(ウォーターハザード)※コース内の池や川でのマナー&ルールはこちら
コース内に設置された障害(ハザード)区域のひとつです。池や川など水のある場所のことをウォーターハザードと呼びます。この中に落ちたボールは、ペナルティーを付加して救済を受けることができます。

⑥バンカー

障害(ハザード)区域のひとつで、砂で覆われた窪地のことです。この中にボールが入ってもペナルティーはありませんが、スイングするまで砂にクラブを触れることができないなどの細かなルールが定められています。

⑦パッティンググリーン※パッティンググリーンでのゴルフマナー&ルールはこちら

最終的にボールを入れるホール(穴)を取り巻く区域のこと。一般的には「グリーン」と呼びます。ここでは「パター」と呼ばれる専用クラブでボールを転がして打ちます。そのためパッティンググリーンの芝生は、スムーズに転がるように3.5㎜や4㎜などコース上で最も短く刈りこまれ、ルールやマナーも多い繊細な場所となっています。
打っても1打、転がしても1打、スコアにとってもゴルフにおいても最も重要で大切な場所となっています。

★スルーザグリーン(Through the Green)
プレー中のホールのティーインググラウンド、パッティンググリーンとコース内すべてのハザードを除く、フェアウェイやラフなどのすべての場所のことを「スルーザグリーン」と呼びます。ルール上、よく出てくるゴルフ用語ですので、ぜひ覚えておいてください。

★カラー(Collar)、グリーンエッジ(Green edge) ※くわしくはこちらをご覧ください。
パッティンググリーンの周囲にグリーンより少し高く刈られている50㎝から75㎝ぐらいの幅の部分を「カラー(Collar、襟の意味)」や「グリーン・エッジ(Green edge、グリーンの縁の意味)」と呼んでいます。
多くのゴルフ場では、パッティンググリーンと同じ種類の芝で刈る高さだけを変えて「カラー」をつくっています。
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