襟のある服装がゴルフウェアの最低限のマナーとなった理由
ゴルフマナーは、ゴルファーみんなが楽しく安全にプレーするための基本的なルール。
そのなかでも最も大切なマナーといわれているのが、パッティンググリーン上における「ボールマークの修復」である。
前編ではボールマークについて説明したので、後編はボールマークの直し方について説明したい。
ボールマークの直し方
ボールマークを修復するためには必ず道具が要る。
ここではボールマークをより簡単に直すためのツールとして弊社が開発した「ディボット・スティック」を使って直し方を説明していく。
まず、ボールマークを修復するための道具は、ポケットなどすぐに取り出せるところに携帯するようにする。ちなみに「ディボット・スティック」はロングティーとしても使えるので携帯しておくと便利である。
パッティンググリーンにボールが乗ったら、パターを持ってグリーン上にあがる。そこでまず最初にすることは、自分のボールをマークして拾い上げると同時に、自分が付けたボールマークの凹みを探すこと。
自分のパットの線上にあるボールマークが優先ではない。自分が作ったボールマークから修復していく。
修復手順①
「ディボット・スティック」を地面に深くしっかり差し込んで抜くという「抜き差し」の動作をボールマーク全体に繰り返していくことでボールマークを直す。
「まっすぐ抜き差し」を繰り返すだけで、凹んだところが自然に平らになっていく。
このときにボールマークの中心に芝生を寄せたり、中心を持ち上げたり、ねじったりしないようにしてほしい。
「まっすぐ抜き差し」することにより、芝生に悪影響を及ぼさずに回復を早めることができる。
修復手順②
ボールマーク全体が持ち上がったところを、パターのソールなどで平らになるようにトントンと軽く押さえる。これで完了。
グリーンフォークとの違い
グリーンフォークといわれる従来品は、ボールマークの中心に向かって芝生を寄せたり、持ち上げたり、ねじったりしなければ修復できない。放置するよりは早く回復するが、芝生の根が切れたりすることによって回復のスピードは遅れてしまう。
パッティンググリーンの上にボール大の大きさで褐色になっている部分を見かけたことはないだろうか?
これは修復して平らになった後、芝生が回復するまでの間中、褐色に枯れているボールマークの跡である。
グリーンフォークではこの期間がとても長いということである。
グリーンフォークのもう一つの問題点は、先端が二股になっているので、硬い表面では非力な女性や子ども、高齢の人では簡単に修復することができない。
それを意識して地面に差込み易いものは、先端が鋭利になっているのでポケットに携帯していると足に刺さったりして危険。
現在、世界最大のゴルフ大国アメリカでは、従来の先端が二股のグリーンフォークと同型のものでははく、先端が1本のスティックタイプが主流になりつつある。
プロゴルファーでも、ロングティーを使ってボールマークを修復しているところをテレビで見かける。
ティーでは細くて直し難いのだが、この形状の方が芝生にも優しく修復も簡単にできるのである。
機会があったら、ぜひ「ディボット・スティック」で直してみて実感してほしい。
パッティンググリーンに上がったときに、ボールマークを2、3個ササッと直してから、ボールをマークして拾い上げるという、ごく自然な流れで修復する姿を同伴プレーヤーが見たとき「こいつはデキル!」と思われることは間違いない。
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※インターネットでゴルフ規則の全文がご覧いただけます。
公益財団日本ゴルフ協会(JGA)サイト
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/index.html
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