夫の雄（オス）としての習性

2022年5月14日

テーマ：ムラコシズム、つぶやき

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

今、私は訳あって蘭丸というオスの4才猫を飼っています。

それまでにペットを飼った経験は　生まれたての捨て猫をミューちゃんと名付けを18年間育てた後はもう飼っていません。
別れが辛いという経験はもう二度としたく無かったからです。

でも、訳あって・・・・・蘭ちゃんを飼う事になりました。
18年間飼った猫はさすがに生まれたてから飼っているので、性格も癖も食べ物の好み迄何でも分かっていました。
ただ動物としての本能や，習性はさすがの私も分かりません。
先ず、以前のミューちゃんの時は、家の中にスプレイというおしっこをする癖があり、困っていました。
そもそもスプレー（またはマーキングとも言います）はオスの習性らしく、去勢手術をすると改善されるとも聞き家猫でもあるので、去勢手術をしないと可哀そうなので、動物病院に連れて行きました。
手術はやはり痛々しく、可愛そうな物でしたが縄張り意識という緊張した本能から解放される事がミューにとっても、メリットでした。
そして術後にドクターに「これでスプレイという行為は無くなりますか？」と尋ねました。
その答えが、驚きでした。

ドクター「人間の男性でも、スケベな人と、そうでもない人もいるでしょ？猫も同じです。スプレイが雄の本能と言われていますが、オス度が強いか、弱いかで習性が消えるかどうかは分かりませんが、猫も去勢したからと言ってオスとしての習性が無くなるかどうかは分かりません。猫も男性度が強いのもいるんですよ」という答えでした。

確かに人間も高度な教育を受けていても、オスとして下らない犯罪を犯す者はいます。
また、犯罪とまではいかなくても居酒屋でお酒に酔っては、下ネタばかりを話すおじ様方はいます。
だから、本能はドクターいわく、性格か、オス度か、癖かはわからないというのが結論です。
実際、ミューちゃんは去勢手術の甲斐もなく、その後のスプレイは、まったく収まりませんでした。

今日は人間と猫を同等に考えようという事ではありません。
でも、生物は本能だけで生きているのはなく、色んな環境、性格、教育、癖、欠乏する物への補い。
色んな要素で構成されています。
だから、他の要素が関係する事であれば一つの要素を取り上げても、その影響は受けません。

貴女の夫が、例えば浮気をしたとしても、それは思考の問題か、嗜好か？
はたまた本能によるものか、何かを得たい物があるのか？

単に浮気相手排除と言っても、夫が得たかった物が解消されない限り、また同じ問題が起きます。
という事で、今起きている問題が、どのような原因で起きているのか、それを分析する必要があるという事ですね。
では今日はここまで。