夫婦は話し合ってはいけませんVol,5
昨日のコラムは私の考えと本音を書かせて頂きました。
不倫の予防と終了は別作業
あえて、本音としたのは、意外と、表に出ている事って、事実と違うこともあり、
「そういうことにしておきましょ」という事が多いので、私は嫌われる覚悟で、本音とかいたのです。
でも、そういうことを文章で読むと、キツク感じる事もあるので、近々、ランチ会で
お顔を見ながら、サクッと話ができたらな~と考えています。
是非、ご参加をお待ちしております。
ランチ会
浮気の問題を考えるときに、夫の浮気が継続する事を望む妻は、いないと思います。
私も、それは同じで、相談者の悩みの原因になっている事が夫の浮気だとしたら、それが無くなるに超した事はありません。
でも、中には、相談者の妻が述べる言葉に、
「浮気問題はさておき、夫婦の関係を改善したい」と言われます。
何故なら、妻自身、自分でも、夫が浮気をする原因を作ってきたと強く後悔しているからです。
それは夫から言われた言葉に在るようで
「夫の僕の事が二の次だった」という事です。
そして妻は「家事なども怠り、家庭では居心地が悪かった」と妻の怠慢を責められた後なので、相談者も充分反省はしているのです。
でもね、この言葉は、どの段階で、夫の口から発せられたか?とうことです。
恐らく、何らか、浮気の事が判明し、夫と話し合いをしたときでは無いでしょうか?
これ事態は確かに、妻も思い当たる事はあるのでしょう。
でも、この問題は、浮気がばれた時にいう事ではなく、日頃から、夫が生活をしていくのに、つらいと考えていたら
その時に問題にすべきで、そこから、問題解決を、夫婦で取り組まないといけない事です。
【反省か口実か】
もちろん、ご主人も日頃は、妻にそういう事を感じていても、妻の反撃が怖くて、口に出せなかったという事はあります。
でも、夫婦の関係が悪化して、まして浮気問題が起きている時に言う事ではないと思いませんか?
つまり、そういう事が夫婦の気持ちを離れさせ、夫の心移りが、他の女性へとあったとしたら、浮気をした原因として
述べられている言葉だという事です。
要は、そういう事を大義名分として、妻を責めて、夫の自分のした事の言い逃れをしているに過ぎません。
人は、問題の原因を把握するからこそ、改善の努力に繋がります。
でも、その原因を口にしたときには、妻を責めるという事は夫の反省は期待できません。
【本当の反省は人のせいにしない事】
こういう事を、話し合ったときに、夫も若干は「僕にも悪いところはあるけれど」と前置きして話し始めたとしても
終始妻を責めることを言うという事は、本当の反省をしていません。その段階で妻を責めているのでは「お互い様」という共感性はないという事なのです。
夫婦の問題として、原因を話し合ったとき、それが改善への話し合いなら、有意義なことです。
でも、浮気が起きた原因を妻に告げられた段階で、時、既に遅し、と言うことでは、改善の見込み無しと告げられたようなもので、話し合いの意味がありません。
だから、夫婦関係性の向上の為の話し合いは建設的でないといけないのですが、
「俺のすることに、とやかく言うな」というような事で話し合いが終ったならそれは決裂という事です。
死の宣告とまでは言いませんが、夫とは没交渉と宣言されたようなものです。
【話あったが、それが最後って?】
私は、何かを話しあった時点で、改善の余地無しというのは、卑怯だと思っています。
本当に、そこまで、問題に感じていたなら「もっと早く言ってよ~」と思いませんか?
と、いう事は、貴女のご主人は、その事に付いて話し合いで解決しようと考えてないという事です。
では、何を考えているのでしょうか?という質問を相談者はされますが、それは浮気のタイプや、浮気相手の立場、環境によって様々ですから、簡単にひとことで言えるものでもないし、貴女の夫の、そのまだ向こう側にいる浮気相手のことまでは現段階ではお伝えできるものではありません。
ただひとつ言える事は、貴女がいくら話し合いによって、原因解明して、それを改善したいと思っても、夫の思惑は全然別のところにあります。
それは、妻が夫に関心を持つこと・・・・これを遮りたいのです。
だから、俺のことを詮索するな、俺のことをそんなに信用できないか?と反撃に出ているということです。
妻は改善したいと思い、夫は、妻の口撃?を遠ざけたい・・・・・これが今の構図です。
ね?すれ違っていませんか?
そうです、こと浮気の問題は夫婦で話し合っても、合意点などは、あるはずがないのです。
だから、浮気問題は話し合いには、最も適さない課題だという事です。
でも、ひと言も話し合わないわけにはいかないでしょうけれど、何度かやってみて、それでダメなら、違う方法で取り組むべきなのです。
これが私の口癖・・・「夫婦は話あってはいけません」です。
ではどうしたらいいの?というのが、貴女の疑問だと思います。
とりあえず、話し合いという手段に見切りをつけてください。
貴女が出来る事は、ここまでで、大丈夫です。
【貴女が議長になるな】
その話し合いで答えを見い出そうとするのは止める決意をして下さい。
言葉に答えを求めると、言葉で偽られてしまいます。
話し合いという手段は、夫にまたもや嘘を付かせることになるのです。
嘘をつかれて、傷ついてきた貴女なのに、貴女が選んだ話し合いによって、夫に噓を付かせてしまうのです。
ヒドイ言い方ですが、むしろ貴女が噓をつかせてしまうと言えるのです
【だからと言って貴女が悪いか】
今日のテーマは、貴女を責めているのではありません。
夫が悪い、妻が悪いという犯人探しをしている場合じゃないと言いたいのです。
ただ、夫は貴女が悪いと言っているとしたら、それは口実の一種ですから、ちょっと、放っておきましょう。
それよりも、大事な事が沢山あるので、貴女も、妻として不出来だったと反省している場合ではないので
そういう観点から、離れましょうという事です。
次の段階を考えて行きましょう
【次の段階とは】
ここからが、各家庭の持つ、条件や、夫婦の元からの「有り方」によって色んなケースがあって、
正直言ってケースバイケースという事になります。
ここは、出し惜しみでもなく、意地悪に感じるかもしれませんが、個別相談でお伺いするしかありません。
色々、問い合わせで、「夫が浮気を白状しました、夫婦修復はどうしたらいいですか?」と、お電話口で問われるのですが、
いきなりお電話を頂き、そんな簡単に答えられることではありません。
その夫婦の持つ、元々の背景、つまり夫婦の性格などもお聞きして、現状を分析します。
その上で一番大事なこと・・・・・・浮気が終っているかどうか、です。
【夫の浮気は本当に終った事か?】
このように聞くと、「終ったと思います、または終ったと聞いています」と妻は言われます。
「その根拠は?」とお聞きすると、「終ったと夫が言ってました」と告げられたことを根拠というのです。
では浮気が始まった時は、夫は、「これから浮気をするぞ」と言うはずもなく、すべてが仕事のせいにしてデートをしていたのです。
つまり浮気をしているかどうかの、確認なんて出来てこなかった妻にすれば、終った確認だって出来ないのです。
そういう意味では、夫が告げたという事を、判断基準にしてはダメだということです。
すべて仕事の残業や出張のせいにしていたら、今もその延長線のものがないかどうかの、検証は必要ですが
貴女は話し合いの際、ご主人の行動をいちいち詮索するな、ご主人から、禁じられませんでしたか?
だからご主人のスケジュールは、聞けない状態になっていませんか?
【聞いて解るものでなない】
ご主人は、本当に貴女に向き合ってくれているなら、いいのですが、何となくギクシャクしながらお互いの距離を保っている状態では、あなたに心を開放して、スケジュールも正直に告げてくれるはずがありません。
なんなら、スケジュールの詳細はわからないようにしている方が、今後もケムにまくことも可能です。その為に、もや~とわからなくさせておく方が、ごまかしも効くので、まだまだ、正直に言わないうちは、何かしらの魂胆があるという事です。
だから、まるっぽ信じる時期ではないと思いますが、聞いて解るものではないという事を理解しましょう。
【じゃ、誰に聞けばいいか?】
ズバリ、私です。
一度、ご主人の言動や、行動を私に告げにきてください。
私が、これまでの数え切れない案件の中から、見える事例が沢山あります。
恐らく、貴女が一人で想像するより、現実的な答えがわかります。
とにかく、夫を信じたい。
浮気が終ったというなら、それも信じたい。
そういう気持ちで、日々過ごしていて、何もないなら、不安は消えていたはず。
それでも、何かしら、不安を払拭できないなら、それを明確にする眼力は私にはあります。
もや~とさせた問題を、クッキリさせて、それで気持ちがすっきりするなら、不安の解消をしにきませんか?
それとも、不安が的中したらどうしようか?って?
その場合は、その問題を解決するしかないでしょう。
それとも、このまま、ヤンワリ見ないようにして、蓋をして過ごしますか?
貴女のこれからを、幸せにするも、しないも、貴女次第かもしれません。
では今日はここまで。