日本の競争力強化のために 日本政策投資銀行の提言
パナソニックは、日本を、いや世界を代表する大企業ですが、昨今、元気がありません。2013年3月期の連結損益予想は、7650億円の赤字と報じられています。また、昨日は、今年度中に、従業員1万人削減計画が発表されました。
この大企業の影響力は、とても大きなものがあると思うのですが、その具体的数字が、東京商工リサーチから発表されています。
「パナソニックグループ国内取引状況」調査
これによると、パナソニックグループの仕入れ先は、直接取引企業が11031社、間接取引会社 20360社であり、合計すると31390社とのこと。また、その会社に関係する従業員は、690万人にも上ります。
また、グループ会社従業員は、321896人(2012年9月現在)。その家族を入れると、この数倍にもなります。
ものすごい数字です。これをみると、大企業の社会的責任の重大さがよくわかります。それだけに、日本の大企業の今後の立ち直りを、切に祈ります。