融資の資金使途
融資のサポートの際に、積極的に今年度の決算の見通しや、営業展開等を社長さん自らが積極的に説明を行ってくれるケースが多くありますが、一方では、融資に慣れていなかったり、銀行嫌いであったり、要領を得ないので、全てをお願いしたい。極力、金融機関には出向きたくない社長さんもいらっしゃたりします。理由を聞いてみると、「決算書の見方が分からない」「事業計画を説明するのが面倒」「色々聞かれても返答出来ない」と答えが返ってきます。
忙しい社長さんは、現場や営業に出かけたり、裏方は奥さんに任せ、金融機関との交渉や経理のことは理解していないケースも多く、資金繰り表や事業計画書を作れと言われても、難しいと感じる方も多いかもしれません。仮に、そういう場合であっても、せめて金融機関の融資担当には、自社の事業内容や、事業の見通しや、今後、目指していく方向性は、税理士やコンサルタントに丸投げせず、自ら説明を行うことをおススメしています。
税理士やコンサルタントと一緒に金融機関を訪問することはいいのですが、全てお任せで、社長自らは多くを語らないでは、説明に積極的な社長と比べ評価も違ってきます。社長さんの力量を見るために、同席を認めない金融機関もあります。下手で要領を得なくても、社長自ら説明することは、力量の評価だけではなく、事業への想いや熱意や真剣さが自然と伝わりプラスになるケースが多いです。融資面談は税理士やコンサルタントが主体ではなく、社長主体で行うことが肝要です。
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