社員の態度で心を読む
決算日が近付き「今期はあまり利益を出さなくて良かった」決算対策で、社員にも臨時ボーナスも出したし、取引先の接待費も増やし、利益は限りなくゼロになった。ゼロに近ければ近いほど、余計な税金を払わなくて済むからねぇと、安堵の表情を浮かべる社長さんが数多くいらっしゃいます。でも、本当にそれが、妥当な行動であるかといえば、決しておススメできるものではありません。
余計な税金?そういった考えでは、会社は持続し、成長する力を無くしてしまうからです。「会社は人間と同様に、生き物である」と鉄鋼王と呼ばれた、アンドリューカーネギーは言っています。会社が持続し成長するためには、力を蓄えなければなりません。それは利益を出して納税し、会社にお金を蓄えていくことです。そのお金を元手に、新たな事業を展開したり、不況期には耐え凌いでいく元手ともなります。
節税自体は、決して、否定されるものではありませんが、過度な節税には注意が必要です。余計な税金を払うくらいならと、経費を費消するのは過度な節税です。利益は少なくていい経営では、会社は弱くなります。過度に税金を嫌わずに、利益を出し納税し、しっかりとお金を蓄えていくことが、会社の成長にとっては肝要となります。「利益は少なくしない」です。
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