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竹下勇夫
弁護士
竹下勇夫プロは琉球放送が厳正なる審査をした登録専門家です
竹下勇夫(弁護士)
弁護士法人ACLOGOS
さらにガイドラインは、 「形式的には雇用契約を締結せず、フリーランスとして請負契約や準委任契約などの契約で仕事をする場合であっても、労働関係法令の適用に当たっては、契約の形式や名称にかかわらず、個...
これまで、フリーランス保護法の概要について簡単に説明してきました。 次に、ガイドラインについて、その要点を説明します。 1 独占禁止法、下請法、フリーランス保護法、労働関係法令とフリーランスと...
フリーランス保護法は、フリーランスの労働者的側面を考慮して、12条以下に「特定受託業務従事者の就業環境の整備」に関する規定を置いています。 フリーランス保護法12条 まず、12条において、特定業務委...
フリーランス保護法5条 さらに、フリーランス保護法は5条において、1か月以上の期間行う業務委託若しくは基本契約又は当該業務委託に係る契約若しくは基本契約の更新により1か月以上の期間継続して行うことと...
特定受託事業者 フリーランス保護法は、「フリーランス」という言葉は使用しておらず、 「特定受託事業者」 という言葉を使用しています。そして、「特定受託事業者」を、業務委託の相手方である事業者であ...
はじめに 「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」 が令和6年11月1日に施行されました。これに合わせて、令和3年3月26日に公表されていた「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するた...
事業場外労働を否定した原審を破棄し、差し戻した事例 令和6年4月16日に最高裁判所において、事業場外労働を否定した原審を破棄し、差し戻した判決がありました。最高裁判所の裁判情報によれば、次のような事...
瓦版ACLOGOS(2) 令和6年3月19日に最高裁判所において、相続回復請求権を有する真正相続人の相続した財産の所有権を時効により取得することが妨げられないとの注目すべき判決がなされました。裁判所の認定...
以上で労働時間と割増賃金のお話を終了させていただきます。 なお、最近、午後9時から翌朝6時までの夜間勤務について、労働契約上の役務の提供が義務付けられていると評価でき、労働からの解放が保障されて...
~割増賃金(その12)~ ところで、固定残業代の金額に対応する労働時間数が多い場合に、そのような固定残業代の合意は公序良俗に反し無効であるとする主張がなされることがあり、実際に、 「1か月当...
~割増賃金(その11)~ 対価性要件については、日本ケミカル事件最高裁判決が次のように述べています。すなわち、 「割増賃金の算定方法は、労基法37条並びに政令及び厚生労働省令の関係規定に具体的...
~割増賃金(その10)~ 固定残業代を支払うことが労働契約の内容となっているとして、この労働契約の内容が有効であるためにはどのような要件が必要とされているのでしょうか。 当然のことながら、労...
~割増賃金(その9)~ 固定残業代の定めが個々の労働契約において合意されることもありますが、多くの場合、就業規則や賃金規程によって固定残業代の定めがあり、これが労働契約の内容になっている場合が...
~割増賃金(その8)~ ところで、割増賃金として支払われた金額が、通常の労働時間の賃金に相当する部分の金額を基礎として、労基法37条等の関係規定に定められた方法により算定した割増賃金の額を下回ら...
~割増賃金(その7)~ 最初に、割増賃金を定額で支払うことができるかという点に関する最高裁の判例をいくつかご紹介しておきましょう。 まず、労働基準法37条が時間外労働について割増賃金を支払うよう...
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