入れ歯に付く黒い色（着色）について

2017年12月12日

テーマ：入れ歯のクリーニング

コラムカテゴリ：医療・病院

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院　院長の津谷　良です。

あなたはどのように入れ歯の手入れをされていますか？
入れ歯はデリケートな物で是非扱いにご注意いただきたい事があります。
「入れ歯は寝るときに入れ歯洗浄剤の液につけるだけ」という方が多いのではないでしょうか？

口の中に入れて使うため、歯に歯垢や歯石が付くように、
入れ歯の表面にも歯垢や歯石、食べ物の着色が付いてきます。
その入れ歯に付いた汚れを早く取っていただきたいと思います。

まずは歯ブラシや入れ歯用の歯ブラシに食器洗剤をつけて洗ってください。
食後歯を磨く時に入れ歯も洗いましょう。
歯磨きペーストの使用は入れ歯に細かい傷が付きやすくなるためやめてください。

当医院では「入れ歯のクリーニング」を行っていますが、
頑固な汚れ除去には苦労致します。
またよくお茶などを飲まれる方、タバコを吸われる方、よく色の濃い食事を取られる方は
入れ歯に黒い着色が付きやすくなります。

早くご家庭でブラシで洗浄すると着色量は少なくなりますが、
それでも毎日食事を取るため、徐々に黒い着色がついてきます。
従って３～６ヶ月毎に歯科医院でメインテナンスをしてもらってください。
そして夜就寝時は入れ歯洗浄剤の液に浸してお休みください。