入れ歯の清掃方法とは？

2017年7月18日公開 / 2017年7月19日更新

テーマ：入れ歯のクリーニング

コラムカテゴリ：医療・病院

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院　院長の津谷　良です。

入れ歯をお使いの患者さんも多いと思います。、
皆さんは入れ歯の手入れについてご存知とは思いますが、
もう一度快適な入れ歯生活のため入れ歯の清掃について述べさせて頂きます。
「総入れ歯」、「部分入れ歯」とも食後の清掃は欠かせません。
特に入れ歯のプラスチック部分に汚れが付着しやすく、滑りとして汚れが落ちにくくなります。
食べたらすぐに汚れを落とすことが基本と思ってください。

ただし外出時はうがいができればうがいだけでもして、帰宅してからゆっくりとお願いします。
清掃時は歯みがきペーストを使われる方もいらっしゃるようですが、
研磨剤を含んでいるため入れ歯に細かい傷ができやすくよくありません。
そこで液状食器洗剤をお勧めします。
どこのご家庭でもご使用のもので良いと思います。

また市販の入れ歯用ブラシ（硬い毛とやわらかい毛のダブル）がよいと思いますが、
部分入れ歯のクラスプ部（金属の輪っかのような所）は市販の小型の歯ブラシで
磨いていただいた方が内面とも汚れが落ちやすいかと思います。
入れ歯の掃除というと入れ歯の外面しか磨かない方もいらっしゃいますが、
口腔粘膜と接する内面も汚れが付きやすいので丁寧にお願いします。

それと大切なことですが、洗剤で洗うと滑って入れ歯を洗面台の中に落としやすいので、
壊れると大変ですから、タライに水を張ってその上で洗ってください。

津谷歯科医院では定期的に入れ歯のクリーニングをお勧めしています。
御遠慮なくお申し付けください。
入れ歯でもいつまでも白い歯で、きれいな息で過ごしましょう