○道路に始まり道路で終わる○
宅地建物取引業者に対する期待と不安
●期待と不安
不動産は高額な買い物です。そして簡単に買換えたり、仕方ないと諦められるものではありません。また、不動産の中でも特に住宅は自身や家族の生活の大切な基盤ともいえます。
そこで顧客は時間をかけて研究し、比較検討を繰り返し慎重に物件を決めるということになります。それに対し、顧客の状況や立場をあまり考えず、性急に結論を迫るような営業行為は、顧客の不審を買うことになってしまいます。
ただでさえ、顧客は新しい住宅に対する期待と、同時にさまざまな不安を抱えているものです。
●例えば、「信頼できる会社なのか?」「トラブルが発生した際、誠実に対応してくれるのか?」といった会社に対する不安、「不動産取引を行なう上での必要な知識を備えているのか?」「本当に任せていいのか?」という宅地建物取引業者に対する不安、さらには、購入・売却・契約、周辺環境、物件自体に関する不安など、住宅を購入した後の生活の変化について、多くの不安を抱えているものです。
特に、物件周辺の情報や街の環境情報には、強い関心が寄せられています。
●全宅連アンケート調査
物件の基本情報以外に期待する情報は何ですか?
・物件の周辺情報(86%)
・物件の写真(81%)
・街の環境情報(60%)
不動産の取引の際、宅地建物取引業者に期待することは?
・地域事情や取引に関する法律や制度等の説明(70%)
・契約の成立に向けた交渉をうまくやってもらえること(56%)
・住宅ローン等の的確なアドバイス(50%)
などとなっています。
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