○道路に始まり道路で終わる○
周辺利便性の調査ポイント
●購入希望の不動産 周辺の利便性は?
不動産を購入する時、周辺の利便性は必ず調査する必要があります。
ポイントは次の通りとなります。
①交通機関
通常は、最寄駅までの徒歩またはバスの所要時間を、通常の経路にしたがい調査します。なお、徒歩による所要時間は、「不動産公正競争規約」により、道路距離80mにつき1分間を要するものとして計算しています。
②スーパーやコンビニ
最近では、共働きの夫婦など多いので、スーパーや特にコンビニの調査は欠かせません。
③嫌悪施設の有無
墓地・高圧線・工場・資材置き場・ガソリンスタンド・幹線道路・線路・ごみ置き場など物件に隣接、あるいは、近隣に存在する施設についても調査が必要となります。
④病院
居住地の近くにあれば当然利便性は高まります。特に子育て世帯や高齢世帯には身近な問題となり、病院の存在は重要です。
⑤金融機関
意外と見落とされるのが金融機関の存在です。取引銀行(給与等振込銀行)が近隣にあれば利便性は高まります。
⑥育児施設・幼稚園・学校
子育て世帯においては、学区を指定して物件を探索するケースも良くあります。常に物件選び条件の上位を占めます。特に幼・小・中学生のいる世帯については「学区」は避けて通れません。
今ではネットで比較的容易に調査ができますが、やはり対象物件の周辺を自動車、自転車、徒歩で散策気分で調査するのが一番だと思います。
●「嫌悪施設」は人それぞれの感覚で違ってきます。また、その施設を利用している人、その施設で働いている人にとってはありがたい存在です。
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