不動産管理業　管理受託方式の管理

2018年2月15日公開 / 2021年3月2日更新

コラムカテゴリ：住宅・建物

コラムキーワード：不動産管理

管理に期待される事項

●管理受託方式

①宅地建物取引業者の媒介業務に付随し依頼される管理委託事項

賃貸の媒介業務等に付随して、家主から「賃料の督促」、「退去時の立会い」、「原状回復」、「契約の更新」、「敷金の返還」、「付帯設備の修繕」などの賃貸管理業務を依頼されることは多くあります。

②家主から期待される事項

管理業者への委託業務のうち、実際に家主が委託している業務の内容は、入居募集・契約・退去の主要３業務と滞納賃料処理業務が全体の多くを占めます。（滞納家賃処理業務は、現在では家賃保証会社の斡旋等になります。）

他方で、長期的な視点からのコンサルティング業務である、「事業収支計画」や「修繕・建替え計画」の作成を委託する家主は非常に少なく、家主の経営管理や建物維持管理に関する意識はさほど高いものではありません。

③入居者から期待される事項

一方の入居者からの管理に対する要望では、クレーム等の処理、建物の美観や清掃等が挙げられます。
管理業者には、ソフト面での管理サービス、建物維持管理等の質を求められていると思います。

●賃貸住宅の管理業務には、「管理受託方式」の管理と「サブリース方式」の管理が一般的です。

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