住宅ローン 無理なく返せる年数、無理なく返せる借入額

宮本裕文

宮本裕文

無理なくが第一条件です。


●無理なく返し続けられる年数は

「無理なく返し続けられる年数」について考えてみました。
現在、金融機関では、「70歳、または75歳、80歳までで最長35年」といった条件が設定されています。

例えば、現在35歳の人が35年返済を続けると、完済年齢は70歳となってしまします。
公的年金の支給が65歳からで、退職金制度をなくす企業が増えている時代に、70歳まで返済することが本当に可能なのか、慎重に検討する必要がありそうです。

ただし、繰上返済が確実に見込めるのであれば、返済期間をやや長めに設定することも一つの方法だと思います。その場合でも、繰上返済のシミュレーションを行ったうえで予定完済年齢を確認することが望ましいと思います。


●「無理なく返せる借入額」の計算

・「毎月無理なく返せる額」と、「無理なく返し続けられる年数」がわかれば、「無理なく返せる借入額」が試算できます。
例えば、「毎月無理なく返せる額」が10万円で、無理なく返し続けれる年数が30年で金利1.5%で試算すると借入可能額は約¥2900万円となります。これが「無理なく返せる借入額」の目安となります。

負担の大きいローンを組むと、その後のライフプランに大きな影響を及ぼしかねません。
家計に占めるローンの負担割合に気づくことが大切だと思います。



○営業時間 平日9:00~17:00 土曜日9:00~1300  日曜・祝日は定休日です。
○随時、不動産相談の受付をしています。(定休日も可)
○売買・賃貸借のご依頼もお受けしています。
不動産買取ります。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本裕文
専門家

宮本裕文(宅地建物取引業者)

有限会社富商不動産販売

障がい者(心と体)に特化した賃貸住宅入居支援の専門店です。また、宅建士として37年の知見を基に不動産お役立ちコラムを発信しています。

宮本裕文プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

住宅確保要配慮者入居支援のプロ

宮本裕文プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼