○道路に始まり道路で終わる○
無理なくが第一条件です。
●無理なく返し続けられる年数は?
・「無理なく返し続けられる年数」について考えてみました。現在、金融機関では、「70歳、
または75歳、80歳までで最長35年」といった条件が設定されています。
例えば、現在35歳の人が35年返済を続けると、完済年齢は70歳となってしまいます。
公的年金の支給が65歳からで、退職金制度をなくす企業が増えている時代に、70歳
まで返済することが本当に可能なのか、慎重に検討する必要がありそうです。
ただし、繰上返済が確実に見込めるのであれば、返済期間をやや長めに設定することも
一つの方法だと思います。その場合でも、繰上返済のシミュレーションを行ったうえで予定
完済年齢を確認することが望ましいと思います。
●無理なく返せる借入額の計算!
・「毎月無理なく返せる額」と、「無理なく返し続けられる年数」がわかれば、「無理なく
返せる借入額」が試算できます。
例えば、「毎月無理なく返せる額」が10万円で、無理なく返し続けられる年数が30年で
金利1.5%で試算すると借入可能額は約¥2900万円となります。これが「無理なく
返せる借入額」の目安となります。
負担の大きいローンを組むと、その後のライフプランに大きな影響を及ぼしかねません。
家計に占めるローンの負担割合に気づくことが大切です。
●実際に借入れが可能かどうかは金融機関の審査によります。
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