連帯保証人と借主の心理的効果。

連帯保証人の資力と借主との関係は重要です。

●連帯保証人に支払能力がなければ、万一の場合に実際の保証債務を履行
してもらうことは不可能です。

そのため、連帯保証人の資力の有無は重要であり、とくに賃料額が高い賃貸
借契約の場合は、必要に応じた調査も必要となります。

ただし、連帯保証人には実際の保証債務の負担よりも、借主本人が債務の
履行をするための心理的効果（連帯保証人には迷惑をかけれられない等）を
期待するという考え方もあり、その場合には資力の有無はもちろん、身内等
であるか否かが重要となるケースもあります。

したがって、契約内容や連帯保証人に何を求めるかに応じて、借主との関係
の確認ないしは資力を確認するということが必要となります。



○岡山市　不動産コンサルタント　宮本裕文
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