○道路に始まり道路で終わる○
不動産の登記。
●不動産の権利関係は、登記を調べることでかなりのことがわかります。
しかし、日本の登記は完全といえるものではありませんので、注意も必要
です。
登記について権利を有する人は、その証拠・根拠となる書類があるはずな
ので、そのことも考えにいれておくことが重要です。
不動産の登記は不動産登記法となるその法令や準則に基づいて行われ
ます。
これは不動産の権利関係をはっきりさせておくために行われるものであり、
登記されている不動産については、登記事項とその内容について調査す
ることにより、不動産の権利関係を一応(とりあえず)知ることができます。
しかし、登記することのできない権利もありますし、登記することができても
登記していない権利もあります。
権利に関する登記はあくまでも関係当事者の申請によって登記され、原則
として強制されるものではありません。
●つまり、登記事項の内容が全て真実ではないということです。
*土地・建物・・・登記できない権利、登記されていない権利もあることを知
っておく必要があります。
住宅を親との共有名義にする場合。
○岡山市 不動産コンサルタント 宮本裕文
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